概要: 楽天カードの暗証番号、セキュリティコード、パスワードはそれぞれ役割が異なります。本記事では、それぞれの確認方法や変更手順を、楽天e-NAVIやアプリの操作を含めてわかりやすく解説します。
楽天カードの暗証番号・セキュリティコード・パスワードの違いとは
3つの「番号・コード」はそれぞれ役割が異なる
楽天カードを安全に使うためには、暗証番号(PIN)、セキュリティコード、パスワード(楽天ID)という3つの異なる番号・コードを正しく理解することが大切です。これらは用途も確認方法もまったく別物で、混同するとカードが使えなくなったり、ネットショッピングでエラーになったりする原因になります。特に「暗証番号とセキュリティコードは同じもの」という誤解が多いため注意が必要です。楽天カード公式FAQでも、それぞれの違いを明確に区別して解説しています(出典:楽天カード公式FAQ No.26712、No.15186)。
暗証番号(PIN)は対面取引用の4桁の数字
暗証番号とは、店頭での支払いやATMでキャッシングする際に必要な4桁の数字です。物理カードには記載されておらず、カード申込時または後日楽天e-NAVIで自分で設定します。暗証番号を数回連続で間違えると、カードが利用できなくなる場合があるため、忘れた場合は早めに再設定を行いましょう。なお、楽天e-NAVIでの暗証番号確認・再設定には、カード裏面のセキュリティコード(CVV)の入力が必要です(出典:楽天カード公式FAQ No.26712)。
セキュリティコードはネット通販用、パスワードはログイン用
セキュリティコードは、ネットショッピングでカード情報を入力する際に求められる3桁(American Expressは4桁)の番号です。Visa・Mastercard・JCBはカード裏面の署名欄、American Expressはカード表面右上に印字されています。一方、パスワード(楽天ID)は、楽天e-NAVIや楽天市場にログインするための任意の文字列で、楽天会員情報と同一です。物理カードとは一切関係がなく、楽天会員の管理画面から変更します。これら3つを混同しないよう、以下の表で整理しました(出典:楽天カード公式FAQ No.15186、No.178314)。
| 項目 | 桁数 | 記載場所 | 主な使用場面 |
|---|---|---|---|
| 暗証番号(PIN) | 4桁 | 物理カードに記載なし | 店頭決済・ATM |
| セキュリティコード | 3桁(AMEXは4桁) | カード裏面または表面 | ネットショッピング |
| パスワード | 任意 | 物理カードに記載なし | 楽天e-NAVIログイン |
要点:暗証番号は「対面用・4桁」、セキュリティコードは「ネット用・3桁(一部4桁)」、パスワードは「ログイン用・任意の文字列」と覚えましょう。物理カードに書いてあるのはセキュリティコードだけです。
楽天カードの暗証番号を忘れたときの確認・再設定方法
暗証番号の確認・再設定は楽天e-NAVIで行う
暗証番号を忘れた場合、楽天e-NAVIにログインして再設定できます。楽天e-NAVIの所定のページで、カード裏面の署名欄に記載されたセキュリティコード(末尾3桁)を入力し、画面上の赤い登録ボタンをクリックすると再設定が可能です。なお、楽天e-NAVIにログインするためのパスワード(楽天ID)を忘れている場合は、先に楽天会員情報の再設定ページからログイン情報を復旧する必要があります(出典:楽天カード公式FAQ No.26712)。
カードが手元にない場合やログインできない場合の対処法
暗証番号の再設定にはカード裏面のセキュリティコードの入力が必須のため、カードが手元にない場合はこの方法を使えません。また、連続して暗証番号を誤入力してカードが使えなくなった場合や、楽天e-NAVI自体にログインできない場合も、オンラインでの再設定は困難です。そうした場合は、楽天カードお客様センター(0570-66-6910)に電話で問い合わせましょう。受付時間は9:30〜17:30で、土日祝も対応しています。上記の番号が利用できない場合は、092-303-7188または092-474-6287に連絡してください(出典:楽天カード公式FAQ No.2008、No.8142)。
暗証番号の誤入力には要注意
店頭やATMで暗証番号を数回連続で間違えると、カードが利用停止になることがあります。楽天カード公式FAQでも、カードが使えなくなる主な原因の一つとして「暗証番号の誤入力」が挙げられています。正確なロック条件や回数制限は公式情報で確認できませんが、覚えのない番号を何度も試すのは避け、忘れた場合は速やかに再設定手続きを行うことが安全です。特に、登録した記憶のない番号を入力し続けるのは危険なのでやめましょう(出典:楽天カード公式FAQ No.2008)。
要点:暗証番号の再設定は楽天e-NAVIで行いますが、カード裏面のセキュリティコードが必須です。カードが手元にない、あるいはe-NAVIにログインできない場合は、お客様センターに電話しましょう。
楽天カードのセキュリティコードの場所とアプリでの確認手順
物理カードでのセキュリティコードの確認場所
セキュリティコードは、国際ブランドによって記載場所と桁数が異なります。Visa、Mastercard、JCBの場合は、カード裏面の署名欄に印字された末尾3桁の数字がセキュリティコードです。一方、American Express(AMEX)ブランドの楽天カードでは、カード表面の右上に印字された4桁の数字がセキュリティコードとなります。「カード番号の下4桁」と誤って説明されることがありますが、これは正しくありません。必ず各ブランドの正しい位置を確認しましょう(出典:楽天カード公式FAQ No.15186)。
ナンバーレスカードはアプリで確認する
2026年3月から、ナンバーレス版の楽天カードがVisa以外の主要ブランドにも拡大されました。ナンバーレスカードはカード番号やセキュリティコードが物理カードに印字されていないため、楽天カードアプリの「カード番号表示サービス」で確認する必要があります。このサービスでは、アプリ上でカード番号、有効期限、セキュリティコードを表示できます。利用には初期登録が必要で、登録後はFace IDやTouch IDなどの生体認証で確認可能です。なお、楽天カード Liteアプリではこのサービスは利用できません(出典:楽天カード公式FAQ No.183992)。
iPhoneではマイナンバーカードで本人確認が可能
2025年5月から、iOS版の楽天カードアプリでは、iPhoneのApple Walletに登録したマイナンバーカードを使った本人確認が可能になりました。従来は初回利用時に別途本人確認手続きが必要でしたが、この機能により手続きが簡略化されます。アプリで「カード番号を表示」をタップし、Face IDまたはTouch IDで認証すると、すぐにカード番号とセキュリティコードを確認できます。2026年8月時点で、この機能はiOS版のみの対応で、Android版の対応は発表されていません(出典:finance.biggo.com「カード番号表示のiPhoneマイナンバーカード本人確認」)。
要点:セキュリティコードは、通常カードでは裏面(AMEXは表面)に印字されています。ナンバーレスカードの場合は、楽天カードアプリの「カード番号表示サービス」で確認してください。
楽天カードのパスワード(楽天ID)を変更・再設定する方法
楽天e-NAVIのパスワードは楽天会員情報と共通
楽天e-NAVIにログインするためのIDとパスワードは、楽天市場などで使う楽天会員情報と同一です。そのため、パスワードを変更する場合は、楽天e-NAVI内ではなく、楽天会員情報の管理画面にある「アカウントとセキュリティ」ページから行います。変更は即時に反映され、新しいID・パスワードですぐに楽天e-NAVIへログインできます。e-NAVI側で別途再設定手続きを行う必要はありません。メールアドレスをユーザーIDとして使っている場合は、メールアドレス変更によりユーザーIDも変更される点に注意しましょう(出典:楽天カード公式FAQ No.178314)。
ID・パスワードを忘れた場合の再設定手順
楽天IDやパスワードを忘れた場合は、楽天市場のID確認・パスワード再設定ページから手続きします。手順は以下の通りです。最初に、楽天会員登録時に使用したメールアドレスと氏名を入力します。次に、送られてくるメールに記載されたURLをクリックするか、メール内のコードを入力して確認します。その後、改めてメールアドレスを入力して認証を完了し、ユーザーIDを確認したうえで新しいパスワードを設定します。最後にCAPTCHA認証を入力すれば完了です(出典:楽天カード公式FAQ No.2010)。
不正利用対策として定期的な変更を推奨
楽天カードの公式FAQでは、フィッシング詐欺対策として定期的なパスワード変更が推奨されています。近年、SMSやメールで偽サイトに誘導し、ID・パスワードやカード情報を盗み取る詐欺が急増しています。パスワードは他サイトで使い回さず、他人に推測されにくいものを設定してください。特に、メールアドレスをそのままユーザーIDにしている場合は、推測されにくいIDへの変更も検討しましょう。不正利用が疑われるSMSが届いた場合は、楽天e-NAVI内の本人確認ページで対応できます(出典:楽天カード公式FAQ No.2010、No.142910)。
要点:楽天e-NAVIのパスワードは「楽天会員情報」で管理されています。変更も再設定も楽天市場側のページから行いましょう。セキュリティのために、使い回しを避け、定期的に変更することをおすすめします。
楽天カードの暗証番号やパスワードに関する注意点とよくある質問
スマホ紛失時はアプリの無効化とタッチ決済設定の変更を
楽天カードアプリで「カード番号表示サービス」を設定したスマホを紛失した場合、楽天e-NAVIから遠隔で無効化できます。無効化しても物理カード自体の利用は継続可能なので、カードが手元にある場合はそのまま使い続けられます。また、スマホで楽天カードタッチ決済を設定していた場合は、同じく楽天e-NAVIから遠隔で設定を変更できます。ただし、楽天カードに付帯する盗難保険は、楽天カードタッチ決済による取引は保険適用外となるため注意が必要です(出典:楽天カード公式FAQ No.183992)。
「カードが使えない」原因と暗証番号の関係
楽天カードが突然使えなくなった場合、原因は複数考えられます。主なものとしては、利用限度額の超過、口座振替の不能(引き落とし失敗)、再審査、紛失・盗難届出済み、カード情報の入力ミス、磁気ストライプの破損、そして暗証番号の誤入力が挙げられます。暗証番号を忘れてしまい、店頭で適当な番号を何度も入力すると、カードがロックされて使えなくなる可能性があります。暗証番号の誤入力が原因と思われる場合は、楽天e-NAVIで再設定するか、お客様センターに連絡しましょう(出典:楽天カード公式FAQ No.2008)。
不正利用SMSが届いたときの正しい対応
楽天カードでは、不正利用が疑われる取引を検知した際に、「ご利用内容ご確認のお願い」というSMSやメールを送ることがあります。このメッセージが届いたら、記載されたリンクからではなく、必ず楽天e-NAVIに直接アクセスして本人確認に回答してください。本人の利用であればカードはそのまま使え、第三者による利用と判明した場合は、カードが利用停止となり、楽天カードから電話で返金・再発行手続きの案内があります。不審なSMSやメールに記載されたリンクは開かず、公式サイトから確認する習慣をつけましょう(出典:楽天カード公式FAQ No.142910)。
要点:スマホ紛失時は、楽天e-NAVIから「カード番号表示サービス」の無効化とタッチ決済設定の変更を忘れずに行いましょう。不正利用が疑われるSMSが届いたら、リンクは開かず楽天e-NAVIに直接アクセスして確認することが安全です。
まとめ
よくある質問
Q: 楽天カードの暗証番号を忘れた場合、どうやって再設定すればよいですか?
A: 楽天e-NAVIにログインし、カード裏面のセキュリティコードを入力したうえで、画面の案内に従って再設定できます。カードを手元に用意してください。
Q: 楽天カードのセキュリティコードはどこに書いてありますか?
A: Visa、Mastercard、JCBの場合はカード裏面の署名欄に記載された3桁の数字です。American Expressの場合はカード表面の右上に4桁で印字されています。
Q: ナンバーレスの楽天カードでセキュリティコードを確認する方法は?
A: 楽天カードアプリの「カード番号表示サービス」を利用します。初期登録と生体認証(Face IDやTouch ID)が必要で、登録直後は表示が制限される場合があります。
Q: 楽天e-NAVIにログインするパスワードを変更したいのですが、どうすればいいですか?
A: 楽天e-NAVIのログインパスワードは、楽天会員情報のパスワードと同じです。楽天市場などの楽天会員情報の管理画面から変更できます。
Q: 暗証番号を何回か間違えるとカードは使えなくなりますか?
A: 暗証番号の連続誤入力によってカードが利用できなくなる可能性があります。公式サイトでは具体的な回数は明示されていませんが、心当たりがないのに使えない場合は、お客様センターに問い合わせてください。
