1. 楽天Edyの基礎知識:カード・スマホ・楽天ペイでの利用形態の違い
    1. 楽天Edyとは何か:プリペイド型電子マネーの基本
    2. 利用形態の違い:カード・スマホ・楽天ペイアプリの関係
    3. 楽天Edyと楽天ペイの違いを正しく理解する
  2. 楽天Edyカードの種類と選び方:ポイントカード型、クレジットカード型、キャラクター型の特徴
    1. ポイントカード型:Edy-楽天ポイントカードの特徴
    2. クレジットカード型:Edy機能付き楽天カードの特徴
    3. キャラクター型や加盟店オリジナルカードの選択肢
  3. 楽天Edyの残高移し替え・機種変更時の手続きと注意点
    1. カード更新・再発行時の残高移行方法
    2. Android機種変更時の残高預け入れと受け取り手順
    3. 残高移し替えに関する注意点と制限
  4. 楽天Edyの利用履歴・残高の確認方法と履歴保存の仕様
    1. 残高確認の主な方法
    2. カード本体に保存される履歴は直近6件のみ
    3. 履歴を確認する際のポイントと注意点
  5. 楽天Edy・楽天ペイのチャージ方法とポイント還元の条件まとめ
    1. チャージ方法の種類と特徴
    2. ポイント還元の条件と仕組み
    3. 楽天Edyと楽天ペイのチャージ・還元条件の比較
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: 楽天Edyの残高は別のカードやスマホに移し替えられますか?
    2. Q: 楽天Edyの利用履歴はどこまで確認できますか?
    3. Q: iPhoneで楽天Edyを利用するにはどうすればいいですか?
    4. Q: 楽天ポイントを楽天Edyにチャージできますか?
    5. Q: 楽天Edyのチャージ上限はいくらですか?

楽天Edyの基礎知識:カード・スマホ・楽天ペイでの利用形態の違い

楽天Edyとは何か:プリペイド型電子マネーの基本

楽天Edyは、ソニーの非接触IC技術「FeliCa(フェリカ)」を利用したプリペイド型電子マネーです。事前にチャージした残高を使って支払う仕組みで、クレジットカードのように後払いするものではありません。対応店舗の読み取り端末にカードやスマートフォンをかざすだけで決済が完了します。

楽天Edyはコンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店などで広く利用でき、公式サイトでは2026年5月1日時点で全国162万カ所以上の加盟店があるとされています。コード決済とは仕組みが異なり、電波が届かない状況でも対応端末・カードなら店舗での支払いに利用できる点が特徴です。

楽天Edyでの支払いでは楽天ポイントを貯められます。通常の楽天Edy加盟店では200円(税込)につき1ポイントが基本ですが、ポイントプラス加盟店では200円につき2ポイントとなる場合があります。

(出典:楽天Edy「楽天Edyをはじめる」)

利用形態の違い:カード・スマホ・楽天ペイアプリの関係

楽天Edyの利用形態は大きく分けて、カード型とスマートフォン型の2種類があります。カード型には「Edy-楽天ポイントカード」「Edy機能付き楽天カード」があり、スマートフォン型は「おサイフケータイ対応Android端末」で利用できます。

利用形態 必要なもの 特徴
Edyカード単体 Edy-楽天ポイントカードなど 現金チャージが基本。楽天ポイントカード機能も使える
Edy機能付き楽天カード 楽天カード(Edy機能付き) クレジットカードとEdyが1枚に。カードからチャージ可能
Androidスマホ おサイフケータイ対応端末 楽天Edyアプリまたは楽天ペイアプリで利用
iPhone Edyカードが必須 iPhone単体をEdyとして利用することは不可

特に注意が必要なのはiPhoneです。iPhone単体を楽天Edyとして利用することはできず、Edyカードが必要です。iPhoneでは楽天ペイアプリからEdyカードにチャージする形が基本となります。

(出典:楽天Edy「楽天Edyをはじめる」)

楽天Edyと楽天ペイの違いを正しく理解する

楽天Edyと楽天ペイは別の決済サービスです。楽天EdyはFeliCaを利用した電子マネーで、楽天ペイはコード・QR決済が中心のサービスです。同じ楽天グループが提供していますが、残高や決済方式、ポイント条件は別々に管理されます。

現在は楽天ペイアプリ内で楽天Edyを利用できるようになっており、機能の統合が進んでいます。しかし「楽天Edy=楽天ペイ」と混同しないようにしましょう。楽天ペイアプリから楽天Edyを利用する場合でも、Edyの残高と楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)は別物です。

2026年8月末を目途にiOS版楽天Edyアプリは利用できなくなる予定です。これは楽天Edyサービス自体の終了ではなく、楽天ペイアプリへの機能集約が進められているためです。Android版楽天Edyアプリは引き続き利用できます。

(出典:楽天Edy「楽天Edyを使うならこれからは楽天ペイアプリで」)

要点:楽天Edyは事前チャージ式の電子マネー。iPhoneではEdyカードが必須。iOS版アプリは2026年8月末で終了するが、楽天Edyサービス自体は継続する。

楽天Edyカードの種類と選び方:ポイントカード型、クレジットカード型、キャラクター型の特徴

ポイントカード型:Edy-楽天ポイントカードの特徴

Edy-楽天ポイントカードは、楽天Edyと楽天ポイントカード機能を1枚に統合したカードです。楽天市場の「楽天Edyオフィシャルショップ」で購入でき、クレジットカードの発行審査が不要なため、誰でも気軽に作れます。

このカードの主なチャージ方法は現金です。コンビニやスーパーなどに設置されたEdyチャージャー(現金入金機)や加盟店レジで、1,000円単位でチャージできます。1回あたりのチャージ上限は25,000円、カード1枚あたりの残高上限は50,000円です。

楽天ポイントカード機能も備えているため、楽天市場での買い物や街の加盟店でポイントを貯めるのにも使えます。楽天ポイントを楽天Edyにチャージして使うことも可能ですが、期間限定ポイントはチャージ対象外です。

(出典:楽天Edy「楽天Edyにチャージ(入金)をする」)

クレジットカード型:Edy機能付き楽天カードの特徴

Edy機能付き楽天カードは、クレジットカードに楽天Edy機能を搭載したカードです。楽天カード、楽天PINKカード、楽天プレミアムカードなど、楽天カードの各種ラインナップにEdy機能付きのタイプがあります。

このカードの最大のメリットは、楽天カードから楽天Edyへチャージできる点です。公式案内では、対象のEdy機能付き楽天カードについて、チャージ200円につき1ポイント、Edy支払い200円につき1ポイントとしています。ただし、すべてのEdyカードがチャージポイントの対象ではないため、「楽天カードなら必ず二重取りできる」とは断定できません。

クレジットカードなので発行には審査があります。Edy機能付き楽天カードへの切り替えや新規発行は、楽天カードの公式サイトから申し込めます。Edy残高の移行が必要な場合の手続きについては、後の見出しで詳しく解説します。

(出典:楽天Edy「Edy機能付き楽天カードの使い方」)

キャラクター型や加盟店オリジナルカードの選択肢

楽天EdyにはキャラクターEdyカード「Charady(キャラデイ)」と呼ばれるデザインカードがあります。リラックマをはじめとした様々なキャラクターデザインが展開され、後に楽天ポイントカード機能付きの「キャラクターEdy-楽天ポイントカード」も登場しました。

また、カード型ではなくストラップ型の楽天Edyも存在します。過去にはリラックマデザインのEdyストラップが販売されていました。さらに、スーパーやドラッグストアなどの加盟店が発行するオリジナルデザインEdyカードもあります。

キャラクターカードやグッズの種類・価格は時期によって変動するため、最新のラインナップや在庫状況は楽天Edyオフィシャルショップで確認する必要があります。過去の事例ではカードサイズ85×54×1mm、価格540円(税込)のものや、ストラップ型1,490円(税込)のものがありましたが、現在の価格とは異なる可能性があります。

(出典:楽天Edy公式プレスリリース)

要点:カードの種類は機能で選ぶのが基本。現金チャージ中心ならポイントカード型、クレジットカードからチャージしたいならEdy機能付き楽天カード、デザイン重視ならキャラクター型を検討する。

楽天Edyの残高移し替え・機種変更時の手続きと注意点

カード更新・再発行時の残高移行方法

Edy機能付き楽天カードの有効期限切れや磁気不良などで新しいカードに切り替える場合、旧カードから新カードへの残高移行が必要です。移行はファミリーマートのマルチコピー機、楽天Edyアプリ、PaSoRiなどの端末で実施できます。

残高移行には重要な条件があります。まず、移行できるのは同一カード会員本人同士のみで、旧カード→新カードの順でのみ可能です。新カード→旧カードへの逆方向の移行はできません。また、移行は旧カード1枚につき1回のみという制限があります。

未受取のEdy(Edyギフト)は移行できないため、旧カードで受取後に移行する必要があります。移行手続きができない場合は、旧カードの残高を使い切るしかありません。楽天Edyアプリでの残高移行はAndroidのおサイフケータイ対応機種のみで利用できます。

(出典:楽天カード「Edy機能付き楽天カードの残高移行方法」)

Android機種変更時の残高預け入れと受け取り手順

おサイフケータイ対応Android端末の機種変更時は、「残高を預ける→新しい端末で受け取る」の2段階の手続きが必要です。残高が0円の場合も手続きが必要です。iPhoneやおサイフケータイ非対応端末への残高移行はできません。

  1. 変更前の端末で楽天Edyアプリ(または楽天ペイアプリ内の楽天Edy設定)から「機種変更の手続き」を選択する
  2. 「預ける」を選び、楽天IDでログインして残高お預けを完了する
  3. 新しい端末で楽天ペイアプリを開き「楽天Edy」→「楽天Edyをはじめる」を選択する
  4. 「利用していた」→「受け取る」を選び、初期設定と残高受け取りを行う

機種変更の際、Edy番号は引き継がれず、新端末と旧端末で異なる点に注意しましょう。受け取りは機種変更手続き後、30日以内に行う必要があります(2025年7月時点の案内。最新規定は公式サイトで確認してください)。手続き前に楽天ID・パスワードを準備しておくとスムーズです。

(出典:NTTドコモ「おサイフケータイ 楽天Edy」機種変更ガイド)

残高移し替えに関する注意点と制限

楽天Edyの残高は自由に別カード・別端末へ移し替えられるわけではありません。移行には「同一本人」「旧→新の順」「1回限り」「おサイフケータイ対応端末のみ」など厳しい条件があります。

また、楽天Edyから楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)へチャージすることは可能ですが、月10万円の上限があり、チャージされた楽天キャッシュは基本型となるため出金できません。楽天キャッシュや楽天ポイントから楽天Edyへのチャージにも条件があります。

チャージ完了後の取消・換金はできないため、残高移行ができない場合は旧カードや旧端末で使い切るのが現実的です。残高上限50,000円を超える受取(Edyギフト等)もできないため、受取前に残高を確認する必要があります。

(出典:楽天Edy「楽天Edyを楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)へチャージ」)

要点:残高移行は条件が厳しく、自由に移し替えられるものではない。機種変更時は30日以内の受け取りが必要。移行できない場合は使い切るのが基本。

楽天Edyの利用履歴・残高の確認方法と履歴保存の仕様

残高確認の主な方法

楽天Edyの残高は複数の方法で確認できます。最も手軽なのは加盟店レジやEdyチャージャー(現金入金機)での確認で、レシートや端末表示で残高がわかります。日常の買い物ついでに確認できるのがメリットです。

スマートフォンでは、Androidのおサイフケータイ対応端末であれば楽天Edyアプリまたは楽天ペイアプリで残高を確認できます。自宅のパソコンでは、PaSoRi(パソリ)や楽天Edyリーダーを接続して確認することも可能です。

また、楽天Edyの残高・利用履歴確認ページに楽天会員IDでログインすると、公式のマイページから確認できます。カードを手元に持っていなくても、登録済みのEdyならオンラインで確認できるため便利です。

(出典:楽天Edy「楽天Edyにチャージ(入金)をする」)

カード本体に保存される履歴は直近6件のみ

重要な仕様として、楽天Edyカード本体には履歴が直近6件分しか保存されません。古いものから順に消去されていくため、カードだけでは長期間の取引履歴を確認できません。店舗端末での「カード取引履歴照会」でも直近6件の取引のみ表示・印字できます。

また、カードに記録されているのは決済情報のみで、購入商品名などは表示されません。店舗名についても、カード記録だけでは確認できない場合があります。「いつ、いくら使ったか」はわかりますが、「何を買ったか」まではカード本体からはわかりません。

長期間の履歴や詳細な履歴を確認するには、楽天Edy公式の「残高・利用履歴の確認」ページに楽天会員IDでログインするのが推奨されます。オンライン上ではより多くの履歴情報を確認できます。

(出典:楽天Edy加盟店向け資料)

履歴を確認する際のポイントと注意点

履歴確認で押さえておきたいのは、カード本体の履歴とオンライン上の履歴は保存期間・件数が異なるという点です。カード本体は直近6件のみですが、オンラインではより長期間の履歴を確認できます。家計簿をつける場合は、定期的にオンラインで履歴を確認する習慣がおすすめです。

楽天Edyを楽天Edyマイページに登録しておくと、残高や履歴の確認がスムーズになります。楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)や楽天ポイントからのチャージには、対象の楽天Edyを楽天Edyマイページに登録するなどの条件があるため、登録しておくメリットは大きいでしょう。

第三者製の履歴確認アプリも存在しますが、公式の確認方法ではないため、正確な情報を知りたい場合は公式の確認ページを利用するのが安全です。特に残高やポイントの条件を確認する際は、必ず公式情報を参照してください。

(出典:楽天Edy「楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)/ポイントチャージとは」)

要点:カード本体の履歴保存は直近6件のみ。長期間の履歴は公式サイトのログインページで確認する。カードからは購入商品名はわからない。

楽天Edy・楽天ペイのチャージ方法とポイント還元の条件まとめ

チャージ方法の種類と特徴

楽天Edyへのチャージ方法は、現金・クレジットカード・楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)・楽天ポイント・銀行口座などがあります。ただし、利用するEdyの種類によって利用できるチャージ方法が異なる点が重要です。

  • 現金チャージ:Edyチャージャーや加盟店レジで1,000円単位。汎用性が高い
  • クレジットカードチャージ:Edy機能付き楽天カードや登録済みカードから。カードによって条件が異なる
  • 楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)チャージ:楽天Edyマイページへの登録などの条件あり
  • 楽天ポイントチャージ:期間限定ポイントは対象外。通常ポイントのみ

1回あたりのチャージ上限は25,000円、カード1枚あたりの残高上限は50,000円です。インターネットでのクレジットカードチャージは1回1,000円以上で、カード情報登録後の初回チャージは登録日の翌日正午以降から可能になる場合があります。

(出典:楽天Edy「楽天Edyにチャージ(入金)をする」)

ポイント還元の条件と仕組み

楽天Edyでの支払いでは楽天ポイントを貯められます。基本的な還元率は200円(税込)につき1ポイントです。ただし、ポイントプラス加盟店では200円につき2ポイントとなる場合があり、店舗によって還元率が異なります。

楽天カードから楽天Edyへのチャージでもポイントが貯まる場合があります。公式案内では、対象のEdy機能付き楽天カードについて、チャージ200円につき1ポイント、Edy支払い200円につき1ポイントとしています。しかし、すべてのEdyカードがチャージポイントの対象ではないため、「楽天カードからチャージすれば必ずポイントが付く」とは限りません。

楽天ポイントを楽天Edyにチャージして使うことも可能ですが、期間限定ポイントはチャージ対象外です。期間限定ポイントをEdyに移せば使えるという説明は誤りなので注意しましょう。

(出典:楽天Edy「Edy機能付き楽天カードの使い方」)

楽天Edyと楽天ペイのチャージ・還元条件の比較

楽天Edyと楽天ペイは別の決済サービスであり、チャージ方法やポイント条件も異なります。以下の表で主な違いを比較します。

比較項目 楽天Edy 楽天ペイ
決済方式 FeliCaを使った非接触電子マネー コード・QR決済が中心
チャージ上限 1回25,000円、残高上限50,000円 楽天キャッシュとして別途管理
iPhoneでの利用 Edyカードが必要 アプリで利用可能
期間限定ポイント チャージ対象外 支払いに利用可能(条件あり)
オフライン決済 電波がなくても利用可能 基本的に通信が必要

楽天Edyから楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)へのチャージも可能ですが、月10万円の上限があり、チャージされた楽天キャッシュは基本型となるため出金できません。両サービスを使い分ける際は、それぞれの条件を理解しておくことが大切です。

(出典:楽天Edy「楽天Edyを使うならこれからは楽天ペイアプリで」)

要点:チャージ方法とポイント条件はEdyの種類によって異なる。期間限定ポイントはEdyにチャージ不可。楽天カードからのチャージポイントは対象カードのみ。