概要: 楽天トラベルで「ダイヤモンド会員」という言葉を目にしたことはありませんか。実は、ダイヤモンド会員は楽天トラベル独自の制度ではなく、楽天ポイントクラブの会員ランクを指します。本記事では、ダイヤモンド会員の条件や特典の誤解を解消しつつ、楽天トラベルを賢く利用するためのボーナスプログラムやポイント還元の基本を解説します。
楽天トラベルのダイヤモンド会員とは?誤解されがちな会員ランクの正体
「楽天トラベルのダイヤモンド会員」は存在しない
結論から言うと、楽天トラベルに「ダイヤモンド会員」という独自の会員制度はありません。「ダイヤモンド」とは、楽天グループ全体のポイントプログラムである楽天ポイントクラブ(Rakuten Point Club)の会員ランクの名称です。
つまり、楽天トラベルを使うと自動的にダイヤモンド会員になるわけではなく、楽天市場や楽天カードなどグループ全体でのポイント獲得状況によって決まるランクです。この区別を理解していないと、誤った特典を期待してしまうことになります。
楽天トラベルには、楽天カード会員向けキャンペーンや楽天モバイル契約者向け特典など、別のボーナスプログラムが用意されています。これらはポイントクラブのランクとは関係なく、条件を満たせば誰でも利用できます。
楽天ポイントクラブの会員ランクとは
楽天ポイントクラブは、楽天グループのサービスで楽天IDを使ってポイントを貯めたり使ったりする人が対象のポイントプログラムです。会員はポイントの獲得状況に応じて上位ランクへ昇格し、ランクに応じた専用プロモーションが提供されます。
ランクは毎月2日の深夜(午前0時)に更新される仕組みです。ランク判定の対象になるのは、実際に獲得したポイントの数と回数で、購入を伴わずに獲得したポイントや期間限定ポイントはランクアップの対象に含まれません。
ランクが上がると専用の特典ページが用意され、会員ごとのエクスクルーシブな特典を確認できます。ただし、楽天トラベルでの宿泊特典がランクによって自動的に変わるわけではない点に注意が必要です。(出典:楽天ポイントクラブ「会員ランクについて」)
ダイヤモンドランクと楽天トラベルの関係
ダイヤモンドランクに達すると、楽天グループ全体で上位ランク向けのプロモーションが提供されることがあります。しかし、「ダイヤモンド会員なら楽天トラベルで必ずポイント○倍」という恒常的な特典は確認できていません。
楽天トラベルでの予約をお得にする主な手段は、楽天カード会員向けキャンペーン、楽天モバイル契約者向け特典、クーポン、楽天スーパーDEALなどのボーナスプログラムです。これらはダイヤモンドランクとは独立して利用できます。
ランクを上げること自体は楽天グループ全体でのポイント獲得に有利に働く可能性がありますが、楽天トラベルだけを利用する目的でダイヤモンドランクを目指すのは効率的とは言えません。(出典:楽天トラベル「楽天カード会員様特典」「楽天モバイルご契約者様特典」)
楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員になる条件とランク更新の仕組み
ダイヤモンドランクの具体的な条件
楽天ポイントクラブのダイヤモンドランクになるには、公式FAQによると以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。
- 過去6ヶ月間で4,000ポイント以上を獲得していること
- 過去6ヶ月間で30回以上ポイントを獲得していること
- 楽天カードを保有していること(日本国内在住の会員のみ対象)
ポイントの獲得回数が条件に含まれている点が重要です。高額な買い物を1回するだけで4,000ポイントを獲得しても、回数が30回に満たなければランクアップしません。日々の楽天サービス利用でコツコツと獲得回数を積み重ねることが必要です。(出典:楽天ポイントクラブ「会員ランクについて」)
ランク更新のタイミングと注意点
楽天ポイントクラブのランクは毎月2日の深夜(午前0時)に更新されます。直近6ヶ月間の獲得実績が毎月見直され、条件を満たしていれば昇格、満たさなくなれば降格する仕組みです。
注意したいのは、購入を伴わずに獲得したポイント(例:ログインボーナスやキャンペーン応募特典など)や期間限定ポイントは、ランクアップの判定対象に含まれない点です。実際の買い物やサービス利用による通常ポイントの獲得が基準になります。
また、システム障害などでポイント付与が遅延した場合は、実際にポイントが付与された日に基づいてランクが計算されます。翌月の更新を待つ必要があるケースもあるため、余裕を持って条件を満たしておくのがおすすめです。(出典:楽天ポイントクラブ「会員ランクについて」)
昇格後の特典と確認方法
ダイヤモンドランクに昇格すると、上位ランク会員向けの専用プロモーションが提供されます。ただし、その内容は会員ごとに異なり、具体的なポイント倍率や割引内容は公式には明示されていません。
特典の内容は、楽天ポイントクラブの会員専用ページで確認します。ページは毎月2日に更新されるため、ランクが変わった翌月には新しい特典が表示されます。
ダイヤモンドランクになったからといって、楽天トラベルの予約で自動的に特別な宿泊特典が受けられるわけではありません。楽天トラベルをお得に使いたい場合は、次章以降で紹介するボーナスプログラムやクーポンを活用するのが現実的です。
楽天トラベルでお得に予約する基本:ポイント還元の仕組みとクーポン活用法
ポイント還元の基本ルール
楽天トラベルで楽天IDを使って国内宿泊を予約すると、原則として100円(税抜)につき1ポイント(1%)の楽天ポイントが付与されます。基本還元率は高くありませんが、プランやキャンペーンによって付与率が大きく変わります。
特に注目したいのが楽天スーパーDEALです。対象プランでは30~40%のポイント付与率が設定されることがあります。例えば30%還元のプランなら、1万円の宿泊で3,000ポイントが付与される計算です。
ただし、ポイント付与率だけで比較するのは危険です。ポイントの付与対象額が税抜か税込か、通常ポイントか期間限定ポイントか、キャンペーン条件があるかを必ず確認しましょう。(出典:楽天トラベル「楽天ポイントの貯め方」)
楽天ポイントを使った支払い方法
貯まった楽天ポイントは、楽天トラベルの国内宿泊予約で1ポイント=1円として利用できます。利用単位は100ポイント以上、100ポイント単位です。例えば3,000ポイント持っていれば、宿泊料金から3,000円分をポイントで支払えます。
ポイント利用時には、宿泊料金の全額にポイントを充当できるとは限りません。予約画面で利用可能なポイント数と充当後の支払い額を確認してから確定しましょう。
注意点として、ポイントを使って予約した後にキャンセルした場合、ポイントは原則返還されますが、返還時点で有効期限が切れているポイントは失効します。有効期限の近いポイントを使う際は、キャンセルの可能性も考えて判断してください。(出典:楽天トラベル「楽天ポイントの使い方」「宿泊キャンセルした場合の楽天ポイント利用についてのご注意」)
クーポン(RaCoupon)の正しい使い方
楽天トラベルには「RaCoupon」というクーポン制度があります。使い方は以下のとおりです。
- クーポン一覧から利用したいクーポンを獲得する
- 予約時に対象施設・対象期間・最低利用金額などの条件を確認する
- 割引が適用されていることを予約画面で確認してから確定する
重要なのは、クーポンを獲得しただけで必ず使えるわけではない点です。先着枚数が設定されているクーポンでは、獲得済みでも予約時に利用できないケースがあります。また、対象施設や対象日に制限があるため、予約する宿泊施設が条件を満たしているかどうかを必ず確認してください。
クーポン利用予約をキャンセルした場合、原則としてクーポンは返還されますが、返還時点で有効期限が切れていたり利用上限に達していたりすると再利用できません。さらに、キャンセル料はクーポン割引前の金額を基準に算出されることにも注意が必要です。(出典:楽天トラベル「RaCoupon」「クーポンの使い方&ご利用におけるルール」)
要点:楽天トラベルの基本還元率は1%だが、楽天スーパーDEALなら30~40%のプランがある。クーポンは獲得=利用可能ではないため、予約画面での条件確認が必須。
楽天カード・楽天モバイル会員向けキャンペーンとIHG連携でポイントを最大化する方法
楽天カード会員向けキャンペーンを活用する
楽天カードを持っていると、楽天トラベルで使える期間限定のキャンペーンが提供されることがあります。2026年8月時点では、エントリーと事前カード決済で国内宿泊のポイントが2.5倍になるキャンペーンが開催されていました。
また、楽天カード会員限定で初めての国内宿泊に使える2,000円クーポンが配布されることもあります。ただし、これらは期間限定かつエントリーや決済方法などの条件があるため、「楽天カード会員なら常に2.5倍」ではありません。
予約の前に、楽天トラベルの楽天カード会員向け特典ページで最新のキャンペーン内容、エントリー条件、対象期間を必ず確認しましょう。(出典:楽天トラベル「楽天カード会員様特典」「楽天カード会員様限定 初めての国内宿泊」)
楽天モバイル契約者向け特典を利用する
楽天モバイルを契約している人向けにも、楽天トラベルの国内宿泊でポイントが上乗せされる特典が用意されています。2026年8月時点では、エントリーして国内宿泊を予約するとポイントが2倍になるキャンペーンが実施されていました。
この特典も楽天カード向けと同様に、エントリーが必要で、対象となる予約方法や期間が限定されています。楽天モバイルを契約しているからといって、自動的にポイントが増えるわけではありません。
楽天モバイル向け特典ページでキャンペーンの詳細を確認し、エントリーを忘れずに行ってから予約するようにしましょう。エントリー前に予約した場合、特典の対象外になる可能性があります。(出典:楽天トラベル「楽天モバイルご契約者様特典」)
IHG One Rewards連携でダブル取りを狙う
楽天トラベルは2025年10月から、世界的なホテルチェーン「IHGホテルズ&リゾーツ」の会員プログラムIHG One Rewardsとの連携を開始しました。日本の対象IHGホテルを楽天トラベルで予約すると、IHG One Rewards会員料金(メンバーレート)が利用できます。
楽天IDとIHG IDをリンクすることで、楽天ポイントとIHG One Rewardsポイントの両方を獲得できるのが大きなメリットです。設定でどちらか一方に切り替えることもできます。すでにIHG One Rewards会員の人は、ID連携するだけでその場でメンバー特典を利用可能です。
IHG One Rewardsポイントは3ポイント=1楽天ポイント、1,500ポイント単位で楽天ポイントに交換できます。IHGホテルに泊まる予定がある人は、この連携を使わない手はありません。
なお、この連携はダイヤモンドランク限定の特典ではなく、楽天会員全般とIHG会員向けのプログラムです。(出典:楽天トラベル「IHG One Rewards連携特設ページ」)
要点:楽天カード・楽天モバイルの特典は期間限定・エントリー必須。IHG連携は楽天ポイントとホテルポイントのダブル取りが可能な恒常的な仕組み。
楽天トラベルを利用する際に知っておきたい注意点とキャンセル時のポイント扱い
キャンセルポリシーは予約ごとに異なる
楽天トラベルのキャンセル条件は、宿泊施設・商品・予約プランによってそれぞれ異なります。「楽天トラベルなら○日前まで無料」という一律のルールはありません。同じ施設でも、通常プランと格安プランではキャンセル条件が異なることがあります。
予約前に、必ずそのプランのキャンセルポリシーを確認しましょう。予約画面上に「キャンセル料」の項目が表示されます。特に、直前割や早期割などのお得なプランはキャンセル料が高めに設定されていることが多い傾向があります。
キャンセルや日程変更の可能性がある旅行の場合は、キャンセル無料期間が長いプランを選ぶか、キャンセル料の条件を慎重に比較してから予約することをおすすめします。(出典:楽天トラベル「キャンセルポリシーマニュアル」)
キャンセル時のクーポンとポイントの扱い
クーポンを使って予約した宿泊をキャンセルした場合、原則としてクーポンは返還されます。ただし、返還時点で有効期限が切れていたり、利用上限に達していたりすると再利用できません。
また、キャンセル料が発生する場合、キャンセル料はクーポン割引前の金額を基準に算出されます。例えば1万円の宿泊を2,000円クーポンで8,000円に割引して予約していた場合、キャンセル料の計算基準は1万円になります。クーポン割引額がキャンセル料に充当されることはありません。
楽天ポイントを使って支払った分は、キャンセル時に原則返還されます。ただし、返還時点で有効期限が切れているポイントは失効するため、期限間近のポイントを使った予約のキャンセルには注意が必要です。(出典:楽天トラベル「クーポンの使い方&ご利用におけるルール」「宿泊キャンセルした場合の楽天ポイント利用についてのご注意」)
予約前に確認すべきチェックリスト
楽天トラベルで失敗しないために、予約確定前に以下の項目を確認しましょう。
- 宿泊料金は税・サービス料込みか
- 食事の有無(素泊まり、朝食付き、夕食付き)
- 支払い方法(現地決済かオンラインカード決済か)
- キャンセル条件(無料期間、キャンセル料率)
- ポイント付与率と付与対象額(税抜・税込)
- 利用中のクーポンが正しく適用されているか
- 楽天ポイントの利用額と充当後の支払い額
表示価格や在庫、キャンペーン内容は変動します。予約時点の公式サイトの情報を必ず基準にしてください。また、キャンペーンにエントリーが必要な場合は、予約前にエントリーを完了しておくことが重要です。(出典:楽天トラベル「楽天トラベル」)
要点:キャンセルポリシーは予約ごとに必ず確認する。クーポン割引額はキャンセル料に充当されず、ポイントは返還時点で期限切れだと失効する。
まとめ
よくある質問
Q: 楽天トラベルの「ダイヤモンド会員」とは何ですか?
A: 「ダイヤモンド会員」は楽天トラベル独自の会員制度ではなく、楽天グループ全体のポイントプログラムである「楽天ポイントクラブ(Rakuten Point Club)」の会員ランクです。楽天トラベルはこのランクの対象サービスの一つであり、ダイヤモンドランクの会員には上位ランク向けの専用プロモーションが提供されますが、楽天トラベル限定の宿泊特典が恒常的に用意されているわけではありません。
Q: 楽天ポイントクラブのダイヤモンド会員になるための条件は?
A: 公式情報によると、ダイヤモンドランクになるための条件の一つに、過去6ヶ月間に4,000ポイント以上を獲得し、かつ獲得回数が30回以上であること、さらに楽天カードを保有していることが挙げられます。なお、ランクは毎月2日の深夜に更新されます。購入を伴わずに獲得したポイントや期間限定ポイントはランクアップの対象外です。
Q: 楽天トラベルでポイントを効率よく貯めるにはどうすればいいですか?
A: 国内宿泊の基本ポイント付与率は1%(100円につき1ポイント)ですが、楽天スーパーDEALの対象プランでは30〜40%のポイントが付与されるものもあります。また、楽天カード会員向けの期間限定キャンペーン(エントリー&事前カード決済でポイント2.5倍など)や楽天モバイル契約者向け特典を活用することで、より多くのポイントを獲得できる可能性があります。キャンペーンにはエントリーなどの条件があるため、必ず事前に内容を確認しましょう。
Q: 楽天トラベルで使えるクーポン「RaCoupon」は、獲得すれば必ず使えますか?
A: いいえ、必ず使えるとは限りません。RaCouponには先着枚数、対象施設、対象期間、最低利用金額などの条件が設定されている場合があります。クーポンを獲得した後でも、予約時に対象条件を満たしていないと利用できません。予約手続きの際に、割引が適用されていることを必ず確認してください。
Q: 楽天ポイントを使って予約した宿泊をキャンセルした場合、ポイントは返ってきますか?
A: 原則として、利用した楽天ポイントはキャンセル時に返還されます。ただし、返還時点でポイントの有効期限が切れている場合は失効します。また、キャンセル料は予約ごとのキャンセルポリシーに基づき、クーポン割引前の金額を基準に算出されることがあります。キャンセル条件は宿泊施設やプランごとに異なるため、予約前に確認することが重要です。
