楽天Edyは、事前にチャージした残高で支払うプリペイド型の電子マネーです。ソニーの非接触IC技術「FeliCa」を採用しており、対応端末にカードやスマートフォンをかざすだけで決済できます。コード決済とは仕組みが異なり、電波が届かない場所でも支払いが可能です。

2026年5月1日時点で、楽天Edyが利用できる加盟店は全国162万カ所以上。コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店など、日常生活でよく利用する店舗を中心に広く普及しています。

おサイフケータイ対応のAndroid端末では、スマホ単体で楽天Edyを利用できます。一方、iPhoneは楽天Edyとして利用できず、Edyカードが必要です。iPhoneユーザーは、楽天ペイアプリからEdyカードへのチャージを行う形が基本となります。

楽天Edyが使える主な店舗:セブンイレブン、西友、スタバ、ニトリなど

楽天Edyは、全国の主要チェーン店を中心に幅広い加盟店で利用できます。ここでは、利用できる店舗のカテゴリーと特徴をまとめました。

コンビニ・スーパーでの利用

コンビニエンスストアでは、楽天Edyの加盟店が拡大しています。楽天Edy公式サイトの加盟店検索によると、全国の主要コンビニやスーパーで利用可能です。日常の買い物で頻繁に使う店舗で電子マネー決済ができるのは、現金を持ち歩く手間を減らしたい方にとって便利です。

スーパーマーケットでは西友などが対応しています。楽天Edyはプリペイド型のため、チャージ残高の範囲内で使いすぎを防げる点が特徴です。食料品や日用品の買い物でも、レジでカードやスマホをかざすだけで支払いが完了します。

カフェ・飲食店での利用

カフェチェーンではスターバックスなどで楽天Edyが利用できます。スターバックスでは、レジでの支払い時に楽天Edyカードまたはおサイフケータイ対応Android端末をかざすことで決済できます。朝のコーヒー購入や仕事の合間の休憩時に、小銭を用意する必要がありません。

飲食店では、ファストフード店やカフェチェーンを中心に対応店舗が広がっています。特に、回転の速い店舗では電子マネー決済が重宝されます。ただし、すべての飲食店で利用できるわけではないため、初めて訪れる店舗では事前に店頭表示や加盟店検索で確認するのが確実です。

家具・生活用品店での利用

家具や生活用品を扱う店舗では、ニトリなどで楽天Edyが利用できます。ニトリでの支払い時に楽天Edyを利用すれば、比較的まとまった金額の買い物でもスムーズに決済できます。あらかじめチャージしておくことで、支払い時の手間を省けます。

生活用品店では、日用品から家具まで幅広い商品を購入する機会があります。楽天Edyの残高上限はカード等1枚あたり50,000円、1回あたりのチャージ上限は25,000円です。大きな買い物をする場合は、事前に残高を確認しておくと安心です。(出典:楽天Edy「楽天Edyにチャージ(入金)をする」)

要点:楽天Edyはコンビニ・スーパー・カフェ・家具店など全国162万カ所以上の加盟店で利用できます。ただし、店舗によって対応状況が異なるため、初めての店では事前確認がおすすめです。

セルフレジやタバコの購入で楽天Edyは使える?対応状況を確認

楽天Edyの利用範囲は通常のレジだけではありません。ここでは、セルフレジやタバコ購入時の対応状況について解説します。

セルフレジでの楽天Edy対応

楽天Edyは、FeliCaを利用した非接触型決済です。セルフレジでもFeliCa対応の読み取り端末が設置されていれば、楽天Edyでの支払いが可能です。最近ではコンビニやスーパーのセルフレジに電子マネー対応端末が搭載されているケースが増えています。

セルフレジでの支払い方法は、通常のレジと基本的に同じです。会計時に支払い方法で電子マネーを選択し、カードやスマートフォンを読み取り端末にかざします。ただし、セルフレジの種類や店舗によって操作手順が異なる場合があるため、画面の案内に従って操作してください。

タバコ購入時の注意点

タバコの購入では、楽天Edyを利用できる場合と利用できない場合があります。タバコは法律上、現金や一部の決済手段に制限があるケースがあるためです。店舗によって取り扱いが異なるため、事前に店頭で確認するのが確実です。

コンビニなどでタバコを購入する際、電子マネーでの支払いに対応しているかどうかは店舗の運用方針によって異なります。楽天Edy公式の加盟店検索でも、タバコ購入時の対応について個別の記載はありません。タバコを電子マネーで購入したい場合は、レジで直接確認しましょう。

対応状況を確認する方法

楽天Edyが使えるかどうかを確認するには、楽天Edy公式サイトの加盟店検索を利用できます。店舗名やカテゴリー、地域から検索できるため、事前に確認してから訪れると安心です。(出典:楽天Edy「楽天Edyが使えるお店」)

また、店頭に楽天Edyのロゴや電子マネー対応の表示があるかどうかも確認ポイントです。レジ周辺に楽天Edyのマークが掲示されていれば、利用できる可能性が高いです。不明な場合は、店員に直接確認するのが最も確実な方法です。

要点:セルフレジではFeliCa対応端末があれば楽天Edyを利用できます。タバコ購入は店舗によって対応が異なるため、事前確認が必要です。

スマホを楽天Edyとして使う方法:おサイフケータイと楽天ペイアプリ

スマートフォンで楽天Edyを利用する方法は、利用している端末のOSによって大きく異なります。ここでは、AndroidとiPhoneそれぞれの利用方法を解説します。

Androidでの利用方法

Android端末では、おサイフケータイ対応端末であれば、スマホ単体で楽天Edyを利用できます。おサイフケータイとは、FeliCaを搭載したAndroid端末で電子マネーや交通系ICを利用できる機能です。

楽天Edyアプリ(Android版)は引き続き利用可能です。また、楽天ペイアプリ内の楽天Edy機能を利用することもできます。どちらのアプリでも、事前にチャージを行ってから支払いに使用します。楽天ペイアプリを利用する場合も、おサイフケータイ対応Android端末が必須です。

iPhoneでの利用方法と制限

iPhoneでは楽天Edyを利用できず、Edyカードが必要です。iPhoneの楽天ペイアプリからEdyカードへのチャージを行い、支払い時はカードをかざす形になります。

つまり、iPhoneだけで完結する楽天Edy決済はできません。iPhoneユーザーは、Edy-楽天ポイントカードやEdy機能付き楽天カードを持ち歩く必要があります。楽天ペイアプリでコード・QR決済を利用すれば、スマホだけで支払いができますが、これは楽天Edyとは別の決済方式です。

iOS版楽天Edyアプリの終了について

iOS版楽天Edyアプリは、2026年8月末を目途に利用できなくなる予定です。楽天Edyアプリの機能は楽天ペイアプリへの集約が進められており、今後は楽天ペイアプリでの利用が中心になります。ただし、一部機能は楽天ペイアプリで利用できない場合があります。(出典:楽天Edy「楽天Edyを使うならこれからは楽天ペイアプリで」)

これはiOS版アプリの終了であり、楽天Edyサービス自体が終了するわけではありません。iPhoneユーザーはEdyカードを利用することで、引き続き楽天Edyでの支払いが可能です。Android版楽天Edyアプリも継続して利用できます。

要点:Androidはおサイフケータイ対応端末でスマホ単体利用が可能。iPhoneはEdyカードが必要です。iOS版アプリは2026年8月末で終了しますが、サービス自体は継続します。

楽天Edyで支払うときの注意点:チャージ、ポイント、iOSアプリ終了情報

楽天Edyを利用する前に知っておきたい、チャージ方法やポイント、最新情報についてまとめました。

チャージ方法と上限金額

楽天Edyへのチャージ方法には、現金、クレジットカード、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)、楽天ポイント、銀行口座などがあります。ただし、利用するEdyの種類によって利用できるチャージ方法が異なります。例えば、楽天ペイ残高や楽天ポイントからのチャージは、楽天Edyマイページへの登録などの条件があります。

チャージ上限は、1回あたり25,000円、カード等1枚あたりの残高上限は50,000円です。チャージ方法によって条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。(出典:楽天Edy「楽天Edyにチャージ(入金)をする」)

楽天ポイントの付与と利用

楽天Edyでの支払いでは、楽天ポイントを貯められます。通常の楽天Edy加盟店では、200円(税込)につき1ポイントが基本です。ポイントプラス加盟店では200円につき2ポイントとなる場合があります。(出典:楽天Edy「楽天Edyをはじめる」)

楽天ポイントから楽天Edyへのチャージも可能ですが、期間限定ポイントはチャージ対象外です。期間限定ポイントを楽天Edyに移して使えるわけではないため注意が必要です。また、楽天カードから楽天Edyへのチャージでポイントが貯まる場合がありますが、すべてのEdyカードが対象ではありません。

楽天ペイとの違いとアプリ移行

楽天Edyと楽天ペイは別の決済サービスです。楽天EdyはFeliCaを使った電子マネー、楽天ペイはコード・QR決済です。楽天ペイアプリ内で楽天Edyを利用できるようになっていますが、残高や決済方式、ポイント条件が異なるため混同しないようにしましょう。

楽天Edyから楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)へのチャージも可能です。ただし、月10万円の上限があり、チャージされた楽天キャッシュは基本型となるため出金できません。今後のアプリ移行を見据えて、自分に合った利用方法を選ぶことが大切です。(出典:楽天Edy「楽天Edyをペイ残高(楽天キャッシュ)にチャージ」)

要点:チャージ上限は1回25,000円・残高50,000円。ポイント付与は200円につき1ポイントが基本で、期間限定ポイントはチャージ不可です。楽天Edyと楽天ペイは別サービスとして理解しましょう。