1. 楽天証券のスマホアプリ4選|iSPEEDとiGrowの使い分け方
    1. 4つのアプリの役割と特徴
    2. iSPEEDとiGrowの具体的な使い分け
    3. アプリのダウンロードと初期設定
  2. iSPEEDでチャートを活用する|テクニカル指標の見方と注文方法
    1. 主要なテクニカル指標の見方
    2. チャート画面からの注文方法
    3. トレンドラインの活用法
  3. スーパースクリーナーで銘柄を絞り込む|条件指定の基本と便利機能
    1. スクリーニング条件の設定方法
    2. MYスクリーナーとおすすめスクリーナーの活用
    3. 検索結果の分析と活用法
  4. 楽天証券で日経新聞や値上がり率ランキングをチェックする方法
    1. 値上がり率ランキングの見方と活用
    2. 日経新聞や投資情報の閲覧方法
    3. お気に入り機能を使った効率的な情報収集
  5. ログインできないときの対処法|パスキー認証とスマホアプリの注意点
    1. パスキー認証の設定手順
    2. ログインできない場合のその他の原因と対処法
    3. スマホアプリ利用時の注意点
  6. まとめ
  7. よくある質問
    1. Q: 楽天証券のスマホアプリはどれを選べばいいですか?
    2. Q: iSPEEDでチャートを見る際、どのようなテクニカル指標が使えますか?
    3. Q: スーパースクリーナーではどのような条件で銘柄を絞り込めますか?
    4. Q: 楽天証券のアプリで日経新聞や値上がり率ランキングを確認できますか?
    5. Q: 楽天証券にログインできない場合、どう対処すればよいですか?

楽天証券のスマホアプリ4選|iSPEEDとiGrowの使い分け方

楽天証券が提供するスマホアプリは、用途に応じて4種類に分かれています。株式売買なら「iSPEED」、資産形成・投資信託の管理なら「iGrow」が基本です。すべての機能が1つのアプリにまとまっているわけではないため、自分の投資スタイルに合ったアプリを選ぶ必要があります。

まずは各アプリの主な用途を理解しましょう。iSPEEDは国内株式・米国株式のトレーディング向けアプリで、累計1,000万ダウンロードを突破しています(2025年10月時点)。リアルタイムの株価チャートや注文機能が充実しており、アクティブに売買する方に適しています。

(出典:楽天証券セミナー資料「iSPEED®で『これだけは使っとこ!』おすすめ機能」2025年10月4日)

4つのアプリの役割と特徴

楽天証券のスマホアプリは用途別に特化しています。以下の表で各アプリの役割を整理します。

アプリ名 主な用途 こんな人におすすめ
iSPEED 国内株式・米国株式の売買 チャート分析やリアルタイム注文をしたい方
iGrow 投資信託の積立・資産管理 NISA・iDeCoで長期投資する方
iSPEED FX FX(外国為替)取引 為替のデイトレードやスイングトレードをする方
iSPEED 先物OP 先物・オプション取引 日経225先物などデリバティブ取引をする方

iSPEEDとiGrowの具体的な使い分け

iSPEEDとiGrowは得意分野が明確に異なります。iSPEEDは株式売買のためのツールであり、株価チャート、板情報を使った注文、テクニカル指標による分析が可能です。一方、iGrowは投資信託の積立設定や資産の可視化に特化しており、株式の売買機能は備えていません。

具体例として、NISAで株式を購入する場合はiSPEEDを使用し、つみたて投資枠で投資信託を積み立てる場合はiGrowで管理する、という使い分けになります。両方を組み合わせることで、楽天証券のサービスを最大限活用できます。

アプリのダウンロードと初期設定

各アプリはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできます。iSPEEDの場合、口座未開設でも「マーケット情報」や「お気に入り」機能は無料で利用可能です。ただし、実際の売買注文には楽天証券の総合口座開設が必要です。

初回起動時は楽天証券のID・パスワードでログインします。2026年6月以降はパスキー認証が順次必須化されているため、ログイン時にパスキー設定を求められた場合は、画面の指示に従って設定を完了させましょう。

(出典:楽天証券「パスキー認証の段階的必須化」2026年5月29日)

要点:株式売買はiSPEED、投資信託の積立・資産管理はiGrowと使い分ける。iGrowでは株式売買ができないため、両方インストールして目的に応じて使い分けるのが効果的です。

iSPEEDでチャートを活用する|テクニカル指標の見方と注文方法

iSPEEDのチャート機能を使いこなせると、株価のトレンドや売買タイミングを視覚的に判断できるようになります。iSPEEDでは4種類のチャート表示(日足・分足など)に対応し、14種類のテクニカル指標を表示できます。

テクニカル指標とは、過去の株価や出来高から将来の値動きを分析するツールです。iSPEEDではボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSI(相対力指数)など、実践的な指標が揃っています。また、自分でトレンドラインを描いてサポートラインやレジスタンスラインを確認することも可能です。

(出典:Google Play Store「iSPEEDアプリ説明」)

主要なテクニカル指標の見方

初心者がまず覚えておきたい指標を3つ紹介します。ボリンジャーバンドは株価がバンド(帯)のどの位置にあるかで売られすぎ・買われすぎを判断します。株価が上のバンドに近づくと高値圏、下のバンドに近づくと安値圏とされます。

MACDは短期と長期の移動平均線の差から売買シグナルを読み取ります。MACD線がシグナル線を上抜ければ買いサイン、下抜ければ売りサインです。RSIは0〜100の数値で買われすぎ(70以上)・売られすぎ(30以下)を示します。これらの指標を組み合わせることで、より精度の高い判断が可能になります。

チャート画面からの注文方法

iSPEEDではチャートを見ながら直接注文画面に切り替えられます。チャート画面の注文ボタンをタップすると、その銘柄の注文画面が表示されます。注文方式は「クイック注文」と「プロ注文」の2種類です。

クイック注文は株価をタップするだけの簡単操作で、初心者でも迷わず注文できます。プロ注文では逆指値注文やOCO(新規注文と決済注文を同時に出して、片方が約定したらもう片方が自動取消される)などのセット注文に対応し、より戦略的な売買が可能です。自分の投資スタイルに合わせて使い分けましょう。

トレンドラインの活用法

チャート上に自分で線を引けるトレンドライン機能を使えば、株価の方向性をより明確に把握できます。高値同士、安値同士を結んでトレンドを可視化し、サポートライン(下値支持線)やレジスタンスライン(上値抵抗線)を判断します。

iSPEEDで描画したトレンドラインは最大500銘柄×8種別(足種)×50本まで保存可能です。保存したラインは次回ログイン時も表示されるため、日々の分析の手間が省けます。トレンドラインを引いたチャートを見ながら「プロ注文」で逆指値注文を設定すれば、ラインを割った時の自動売買も可能です。

要点:チャート画面から直接注文できるのがiSPEEDの強み。初心者はクイック注文から始め、慣れてきたらテクニカル指標やトレンドラインを活用してプロ注文にステップアップしましょう。

スーパースクリーナーで銘柄を絞り込む|条件指定の基本と便利機能

スーパースクリーナーとは、58種類の検索条件から最大8つを組み合わせて銘柄を絞り込めるツールです。PER(株価収益率)や配当利回りなどの財務指標、RSIなどのテクニカル指標を条件に設定し、自分の投資方針に合った銘柄を効率的に見つけられます。

iSPEEDアプリでスーパースクリーナーを使うには、検索アイコンをタップし「スーパースクリーナー」を選択します。国内株式だけでなく、2022年9月からは米国株スーパースクリーナーも提供されており、米国株のスクリーニングも可能です。

(出典:楽天証券ニュースリリース「米国株スーパースクリーナー提供開始」2022年9月14日)

スクリーニング条件の設定方法

条件設定の基本は、必須条件から優先順位をつけて選ぶことです。例えば「高配当の大型株を探したい」なら、以下のように条件を組み合わせます。

  1. 市場:東証プライムを選択
  2. 規模:大型を選択
  3. 配当利回り:3%以上を指定

検索結果が想定より多い場合は条件を追加し、少なすぎる場合は条件を緩めます。各条件の指定画面では銘柄の分布が棒グラフで表示されるため、全体感を把握しながら条件調整できるのが便利なポイントです。

MYスクリーナーとおすすめスクリーナーの活用

よく使う検索条件はMYスクリーナー(6枠)に保存できます。毎回条件を設定し直す手間が省け、市況の変化に応じた定期的なスクリーニングが可能です。また、「楽天証券おすすめスクリーナー」には「[NISA]高収益の成長企業」「[NISA]高配当銘柄」といったプリセットが用意されています。

初心者はまずおすすめスクリーナーから試し、気に入った条件があればMYスクリーナーに保存する流れがおすすめです。検索結果から気になる銘柄をお気に入りに登録すれば、iSPEEDのウィジェットや一覧画面で継続的に監視できます。

検索結果の分析と活用法

スーパースクリーナーの検索結果はCSV形式でダウンロードできるため、Excelなどでさらに詳細な分析が可能です。また、複数銘柄のチャートや業績予想を並べて比較する機能を使えば、検索結果の中から最終的な投資候補を絞り込めます。

注意点として、検索結果のヒット件数は株価や相場環境によって日々変動します。「高配当銘柄が常に○件ある」といった固定観念で捉えず、定期的に条件を見直しながら使うことが効果的なスクリーニングのコツです。

要点:スーパースクリーナーは58種類の条件を最大8つ組み合わせて銘柄を絞り込めるツール。MYスクリーナーに保存すれば何度も同じ条件で検索でき、定期的な投資候補探しに役立ちます。

楽天証券で日経新聞や値上がり率ランキングをチェックする方法

楽天証券のアプリでは、投資判断に役立つニュースやランキング情報を無料で確認できます。iSPEEDの「今日のマーケット」機能では動画ニュース・投資レポート・経済カレンダーなどが閲覧可能です。iGrowの「FEED」機能では楽天証券のメディア「トウシル」の記事をSNS感覚でチェックできます。

マーケット情報は口座未開設でも利用できるため、投資を始める前の情報収集ツールとしても活用できます。リアルタイムの株価情報と組み合わせることで、ニュースが株価に与える影響をその場で確認できるのがアプリならではの利点です。

値上がり率ランキングの見方と活用

iSPEEDでは24種類のランキングを閲覧できます。値上がり率・値下がり率、売買代金、出来高など、目的に応じたランキングを選択可能です。市場も国内(全市場、東証プライム、東証スタンダード、東証グロース)と米国(全市場、NYSE、NASDAQ)から選べます。

値上がり率ランキングは、その日の注目銘柄を素早く見つけるのに便利です。急騰銘柄の背景には材料(好決算、新製品発表など)があることが多く、ランキング上位銘柄のニュースを確認することで投資アイデアのヒントが得られます。値下がり率ランキングと併せて確認すれば、相場全体のセンチメント(投資家心理)も把握しやすくなります。

日経新聞や投資情報の閲覧方法

iSPEEDの「今日のマーケット」内では、楽天証券経済研究所のマーケット分析や投資レポートを閲覧できます。さらに株主優待情報や経済カレンダーも確認可能で、決算発表スケジュールや重要な経済指標の発表日を見逃しません。

米国株に投資する方には「米国株アナリスト注目ランキング」が役立ちます。直近30日・7日・3日の期間で、アナリストの買い予想が多い銘柄・売り予想が多い銘柄をランキング表示。プロの視点を参考にしながら、自分なりの投資判断を下す材料として活用できます。

お気に入り機能を使った効率的な情報収集

iSPEEDのお気に入り機能には最大1,000銘柄を登録可能で、WEB版と同期されます。気になる銘柄をお気に入り登録しておけば、ランキングやニュースから個別銘柄の詳細をいちいち検索する手間が省けます。

株価アラート機能を併用すれば、お気に入り銘柄が特定の株価に達した時やニュースが配信された時にリアルタイム通知を受け取れます。約定アラートを設定しておけば、注文が成立した瞬間も見逃しません。デイトレードをする方だけでなく、普段は忙しくて相場をチェックできない方にも便利な機能です。

要点:iSPEEDのランキング機能とニュース機能を組み合わせれば、相場の動きをリアルタイムで把握できる。お気に入り機能と株価アラートを活用し、効率的に情報収集しましょう。

ログインできないときの対処法|パスキー認証とスマホアプリの注意点

楽天証券のアプリにログインできない主な原因は、2026年6月以降に順次必須化されているパスキー認証の設定不足です。従来のID・パスワードと絵文字認証だけではログインできなくなるため、パスキー認証の設定が必須です。

パスキー認証とは、端末の生体認証(指紋・顔認証)や画面ロックを利用してログインする仕組みです。パスワードを使わないため、フィッシング詐欺などの不正アクセスリスクを低減できます。2026年5月31日からはPCへのパスキー保存にも対応しています。

(出典:楽天証券「パスキー認証の段階的必須化」2026年5月29日)

パスキー認証の設定手順

パスキー認証を設定するには、まず楽天証券のWEBサイトにID・パスワードでログインします。ログイン後にパスキー設定の案内が表示されたら、画面の指示に従って設定を完了させましょう。設定の流れは以下の通りです。

  1. 楽天証券WEBサイトにログイン
  2. パスキー認証設定画面を開く
  3. スマホの生体認証または画面ロックで本人確認
  4. 設定完了後、次回からパスキー認証でログイン可能

一度設定すれば、以降はID・パスワードの入力なしでログインできます。ただし、端末を変更した場合は新しい端末で再設定が必要です。機種変更前に必ずパスキー認証の引き継ぎ方法を確認しておきましょう。

ログインできない場合のその他の原因と対処法

パスキー認証以外にもログインできない原因はいくつか考えられます。ID・パスワードの入力ミスが最も多いケースです。CapsLockの状態や全角・半角の違いを確認しましょう。5回連続で間違えるとアカウントがロックされるため、パスワードが不明な場合は早めに再設定手続きを行います。

また、アプリのバージョンが古いと正常に動作しない場合があります。iSPEEDの最新バージョンは2026年7月21日時点でVer.11.6.1です。App StoreまたはGoogle Playで最新バージョンにアップデートしてから再度ログインを試みてください。どうしても解決しない場合は、楽天証券のカスタマーサービスに問い合わせましょう。

スマホアプリ利用時の注意点

アプリを使う際の注意点として、各アプリの対応範囲を事前に把握しておくことが重要です。iGrowでは株式売買ができない、iSPEED FXはFX専用で国内株式には使えないなど、アプリごとに対応サービスが異なります。

また、複数の端末で同じアプリを使う場合は、お気に入り情報やトレンドラインなどのデータが正しく同期されているか確認しましょう。iSPEEDのお気に入りはWEBと同期されますが、ネットワーク環境によっては反映に時間がかかることがあります。取引前には必ず注文画面の表示内容を確認する習慣をつけておくと安心です。

要点:2026年6月以降、パスキー認証の設定が必須です。ログインできない場合はパスキー設定状況、ID・パスワードの入力、アプリのバージョンを順に確認しましょう。