楽天モバイルの基本プランと解約時の手数料を押さえる

Rakuten最強プランの料金体系

楽天モバイルの個人向け基本プランは「Rakuten最強プラン」です。月間データ利用量に応じて料金が3段階で自動変動する仕組みで、3GBまで1,078円(税込)、3GB超~20GBまで2,178円(税込)、20GB超は3,278円(税込)となります。20GBを超えると国内データ通信は上限なく利用できますが、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御される場合があります。データ利用量が少ない月は自動的に料金が下がるため、毎月の使用量が変動する方にも適しています。なお、2025年10月からはU-NEXTと組み合わせた「Rakuten最強U-NEXT」(月額4,378円)も提供されていますが、こちらは別プランです。

(出典:楽天モバイル「Rakuten最強プラン・Rakuten最強U-NEXTのプラン詳細」)

解約事務手数料が発生する条件

2025年4月1日以降に利用開始した回線を1年以内に解約すると、解約事務手数料が発生します。金額はRakuten最強プランの場合、月額最低利用金額1カ月分の最大1,078円(税込)です。1年経過後は0円となります。プラン変更をした場合、変更前の回線利用開始日が起算日となるため注意が必要です。また、2025年11月19日以降、同一名義で累計5回線目以上となる新規契約には、1回線ごとに3,850円(税込)の契約事務手数料がかかります。解約済み回線も原則として累計回線数に含まれます。

(出典:楽天モバイル「各種手数料」「部分のお客様の解約事務手数料の収受方針変更」)

解約月の料金と注意点

月途中で解約しても日割り計算ではなく、解約までに使用したデータ量に対応する段階制料金で請求されます。端末分割払いの残債がある場合は解約後も請求が継続します。また、スマホ交換保証プラスなどの保証オプションは自動解約されないため、別途個別の解約手続きが必要です。解約手続きはRakuten Linkアプリ(2026年8月5日以降、my楽天モバイルアプリから統合)の「契約プラン」から行います。MNP転出の場合、予約番号の発行だけでは解約にならず、他社での転入手続きで初めて解約完了となります。

(出典:楽天モバイル「解約の手続き方法」「解約について」「解約後の請求について」)

スマホ交換保証プラスの内容と解約時の注意点

スマホ交換保証プラスの基本内容

スマホ交換保証プラスは、楽天モバイルで購入したAndroid端末向けの保証サービスです。ただし2024年8月20日に新規受付を終了しており、現在は既存契約者のみ継続利用可能です。月額料金は715円(税込)、交換時の自己負担金は一律6,600円(税込)で、自然故障・物損故障(落下・水没)・盗難・紛失に対応します。年間利用回数は3回までで、うち盗難・紛失は年2回までです。故障機の返却が交換品受領後14日を過ぎると44,000円(税込)の違約金が発生するため注意が必要です。

(出典:楽天モバイル「スマホ交換保証プラス」)

現在加入可能な保証オプション

新規で加入できる保証として、スマホ交換保証プラス&家電補償があります。月額料金は製品価格別に715円~1,100円(税込)で、スマホの故障・盗難・紛失に加え、テレビやPCなど家電製品も補償対象です。他社で購入した持ち込み端末向けには「持ち込みスマホあんしん保証」があり、月額715円~1,309円(税込)で破損・全損・水没に対応します。ただし盗難・紛失は対象外で、加入は回線開通後30日以内に限られます。なお、2026年5月15日より一部機種(iPhone SE〜iPhone 11 Pro Maxなど)の新規受け付けが終了しています。iPhone向けにはAppleCare Services & iCloud+が用意されています。

(出典:楽天モバイル「スマホ交換保証プラス&家電補償」「持ち込みスマホあんしん保証」)

解約時に保証オプションを放置するリスク

楽天モバイルの回線を解約しても、保証オプションは自動解約されません。解約後も月額料金が発生し続けるため、回線解約と同時に必ず個別の解約手続きを行ってください。また、保証サービスは一度解約すると再加入できません。楽天モバイル買い替え超トクプログラムも同様に自動解約されないため、25か月未満で解約する場合はカスタマーサポートへの連絡が必要です。解約手続きの際、Rakuten Linkアプリ上で保証サービスを継続するか選択する画面が表示されますので、不要な場合は必ず「解約する」を選択しましょう。

(出典:楽天モバイル「解約について」「解約後の請求について」)

海外ローミングの仕組みと台湾・中国での利用ポイント

海外ローミングの基本仕様

Rakuten最強プラン契約者は、追加申し込み不要で66の国と地域で海外ローミングを利用できます。プラン料金内で利用できる海外高速データ容量は月間2GBで、超過後は最大128kbpsに速度制限されます。この海外利用分は国内のデータ利用量にも加算されるため、20GBのしきい値に影響する点に注意が必要です。高速データを追加したい場合は、500円(不課税)で1GBからチャージ可能で、31日間有効です。国際通話の月間利用上限は20,000円に設定されており、超過時はサービスが停止されます。

(出典:楽天モバイル「海外ローミング(データ通信)」)

渡航前に確認すべき設定と注意点

海外でRakuten Linkを使用するには、日本国内で事前に認証を完了しておく必要があります。海外では認証できない場合があるため、渡航前に必ずRakuten Linkアプリを起動し、通話・メッセージ機能が使える状態か確認しましょう。対象外の国・地域ではWi-Fi接続時のみ利用可能です。また、特定の事業者では90日を超える継続利用が認められない場合があり、長期滞在時は注意が必要です。Rakuten最強プラン(データタイプ)を2026年2月24日以降に契約した回線は海外ローミング非対応です。

(出典:楽天モバイル「海外ローミング(データ通信)」「国際通話(海外使用方法)」)

台湾・中国での利用ポイントと国際通話オプション

台湾や中国は楽天モバイルの海外ローミング対象国・地域に含まれています。滞在中は月間2GBの高速データ通信を追加料金なしで利用でき、超過後は128kbpsで利用継続可能です。国際通話を頻繁に利用する場合は、国際通話かけ放題オプション(月額980円)が便利です。65の指定国・地域への国際通話がかけ放題となりますが、データタイププランは対象外で、日割り計算も適用されないため、月の途中で解約しても全額請求される点に留意してください。渡航先の詳細な通信状況は公式サイトのエリアマップで事前確認することをおすすめします。

(出典:楽天モバイル「海外ローミング(データ通信)」「国際通話かけ放題」)

ソフトバンクとの比較で選ぶ楽天モバイルのメリットとデメリット

料金体系の比較

楽天モバイルとソフトバンクの料金を比較すると、楽天モバイルはデータ利用量に応じた段階制、ソフトバンクはプラン選択制という違いがあります。楽天モバイルは3GBまで1,078円と低用量利用時のコストパフォーマンスが高いのが特徴です。20GB超で3,278円の上限となり、国内データ通信は使い放題になります。一方、ソフトバンクはデータ容量に応じた複数プランから選択する方式で、大容量プランでは楽天モバイルより高額になる傾向があります。通話は楽天モバイルがRakuten Link利用で国内通話無料、ソフトバンクは別途通話オプションが必要です。

解約条件と手数料の比較

比較項目 楽天モバイル ソフトバンク
契約事務手数料 0円(累計5回線目以上は3,850円) 3,850円(キャンペーンにより変動)
解約手数料 1年以内の解約で最大1,078円(1年経過後0円) 解約金なし(端末分割残債は別途)
解約月の料金 日割りなし(データ量に応じた段階制) 日割り計算あり

楽天モバイルは1年経過後の解約手数料が0円と長期利用者に優しい設計です。ただし1年以内の解約では手数料が発生するため、短期利用を検討している方は注意が必要です。累計5回線目以上の契約では契約事務手数料3,850円がかかる点も、複数回線を契約する場合は考慮しましょう。

(出典:楽天モバイル「各種手数料」、ソフトバンク公式ウェブサイト)

サービス内容と通信品質の比較

楽天モバイルは楽天市場のSPU(+4倍、エントリー必須)や楽天ポイントが貯まりやすい点が大きなメリットです。一方、ソフトバンクはショップでの対面サポートや、系列サービスの割引(SoftBank光とのセット割など)が充実しています。通信品質では、楽天モバイルは人口カバー率99.9%を謳いますが、これは約500m区画を基準とした算出で、建物内や地下では状況が異なります。2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)が商用化され、エリア拡大中です。ソフトバンクはプラチナバンドを含む複数帯域を長年運用しており、地下や地方部での安定性に定評があります。

(出典:楽天モバイル「通信・エリア」、楽天市場「SPU」)

新潟県などでつながらない場合の対処法と短期解約のリスク

つながらない場合の基本的な確認手順

新潟県などで楽天モバイルがつながらない場合、まず公式エリアマップで生活圏を確認してください。人口カバー率99.9%という数字は国勢調査の約500m区画を基準に算出されたもので、実際の建物内・地下・山間部での通信可否とは異なります。以下の手順で確認・対処しましょう。

  1. 端末が楽天回線対応製品か確認する
  2. 機内モードのオン・オフまたは端末の再起動を行う
  3. Rakuten Linkアプリで契約状態を確認する
  4. 公式エリアマップで利用場所を検索する(2024年6月以降、プラチナバンド対応エリアが順次拡大中)

屋内では窓際に移動することで改善する場合もあります。どうしても改善しない場合は、カスタマーサポートへの相談を検討しましょう。

(出典:楽天モバイル「通信・エリア」)

短期解約のリスクと手数料

2025年4月1日以降に利用開始した回線を1年以内に解約すると、最大1,078円の解約事務手数料が発生します。また、解約月の料金は日割り計算されず、使用したデータ量に応じた段階制料金が請求されます。さらに、端末分割払いの残債がある場合は一括請求となる可能性があり、保証オプションの解約忘れにも注意が必要です。短期解約を検討している場合は、初期契約解除(8日ルール)の適用可否も確認しましょう。サービス提供開始日から8日以内であれば、書面申請により契約事務手数料・解約事務手数料なしで解約できます。

(出典:楽天モバイル「各種手数料」「初期契約解除について」)

MNP転出を活用した乗り換えのコツ

他社へ乗り換える際はMNP転出を利用すると電話番号を維持できます。解約月の料金は日割り計算されないため、月末に近いタイミングで転出すると費用を抑えられます。MNP予約番号はRakuten Linkアプリで発行可能で、発行だけでは解約になりません。他社での転入手続きで初めて解約が完了します。SPUポイントは翌月15日頃に付与されるため、付与前の解約はポイントを失う可能性があります。同じ月に解約と再契約を行うと二重請求のリスクがあるため、タイミングに注意しましょう。

(出典:楽天モバイル「解約・MNP転出」サポートページ)