楽天銀行ゴールドデビットカードとは?基本情報と年会費

年会費と申込条件

楽天銀行ゴールドデビットカードは、楽天銀行が発行するVisaブランドのデビットカードです。年会費は5,500円(税込)で、一度支払うと退会しても返還されません。新規発行手数料は無料ですが、再発行時は550円がかかります。盗難や紛失による再発行は無料です。

申込条件は、楽天銀行に個人普通預金口座を保有する16歳以上の方です。個人ビジネス口座や法人ビジネス口座では申し込めません。カードの有効期限は発行から約5年で、期限の約2ヶ月前に更新判定が行われます。登録情報に相違があると更新カードが届かず、キャッシュカードも含めて強制退会となるため、住所変更時は速やかに手続きが必要です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

ベーシック・シルバーとの違い

楽天銀行のVisaデビットカードには、ベーシック(年会費無料)、シルバー(2,200円)、ゴールド(5,500円)の3種類があります。ゴールドデビットカードは上位プランとして、後述する旅行保険や海外緊急発行手数料無料などの特典が付帯します。

ベーシックやシルバーからゴールドへの切り替え手数料は、デビットカード(Mastercard)やデビットカード(JCB)からの場合は0円です。ハンデデビット(JCB)からの切り替えは550円かかります。いずれも口座の種類を変更する必要はなく、同じ普通預金口座のままカード種別だけを変更できます。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

ポイント還元と楽天会員リンク登録

利用金額100円につき楽天ポイント1ポイントが還元されます。税込利用額が対象で、楽天銀行ATM(楽天ATM)の利用はポイント付与の対象外です。国内外のショッピングで貯まった楽天ポイントは、1ポイント=1円としてデビット支払いに利用できます。ただし、期間限定ポイントや楽天キャッシュは利用できません。

ポイント付与を受けるには、ポイント付与予定月の第1営業日時点で「楽天会員リンク登録」が完了していることが必要です。口座開設だけでは自動適用されないため、必ず登録手続きを行ってください。海外ATMでの現地通貨引出や国内ATMの入出金はポイント付与の対象外です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

楽天銀行ゴールドデビットカードの利用限度額と引き上げ方法

ATM出金限度額と引き上げ方法

キャッシュカード機能のATMでの1日あたり出金限度額は、初期設定で50万円です。楽天銀行アプリまたはWebサイトにログイン後、1,000円から50万円の範囲で1,000円単位で変更できます。

50万円を超える設定を希望する場合は、カスタマーセンターへの連絡が必要です。連絡当日に限り、原則として100万円まで一時的に引き上げ可能ですが、楽天銀行の判断により応じられない場合があります。1日あたりの基準は日本時間の0時から24時です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

デビット利用限度額

デビットカード機能の利用限度額は、1,000円単位で口座ログイン後に変更できます。海外ATM利用限度額は最大20万円で、こちらも1,000円単位での調整が可能です。ショッピング利用額と海外ATM利用額は合算して判断される点に注意してください。

海外でのVisaデビット利用限度額と海外ATM利用限度額は、低いほうの額が実際の上限となります。つまり、ショッピング利用額を高く設定しても、海外ATM限度額が20万円なら海外では20万円が実質的な上限です。利用代金は原則として決済時に普通預金口座から即時引き落としされるため、残高不足に注意が必要です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

限度額管理の注意点

デビットカードはクレジットカードと異なり、口座残高を超えて原則利用できません。使い過ぎを抑えやすい反面、残高不足では決済が完了しないため、高額決済の前には必ず口座残高を確認する必要があります。

1日あたりの限度額は日本時間基準でリセットされます。海外渡航時には時差の影響で意図しないタイミングで限度額が切り替わることがあるため、渡航前に余裕を持った限度額設定を推奨します。

楽天銀行ゴールドデビットカードの特典:旅行保険と海外ATM

付帯保険の内容

ゴールドデビットカードには、ベーシックやシルバーにはない旅行傷害保険とショッピング保険が付帯します。国内旅行傷害保険と海外旅行傷害保険は、所定条件を満たすと旅行中の事故によるケガや病気を最高1,000万円まで補償します。

ショッピング保険は購入日から60日間、偶然の事故による破損・盗難などを補償します。自己負担額は1事故あたり5,000円です。保険の適用には条件があるため、利用前に公式サイトで詳細を確認してください。なお、これらの保険が自動付帯か利用付帯かは、記事作成時点で公式情報を確認する必要があります。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

海外ATMと海外緊急発行

海外ATMでの現地通貨引出は、1日あたり最大20万円まで利用できます。海外取引では国際提携組織の指定レートに海外取引関係事務処理経費分の手数料が上乗せされます。楽天ポイントを海外ショッピングの支払いに利用できますが、海外ATMでの現地通貨引出には利用できません。

ゴールドデビットカードの特典として、海外緊急発行手数料が無料です。これは海外旅行中にカードを紛失・盗難された場合の緊急再発行にかかる手数料が無料になるもので、シルバーやベーシックにはないゴールドならではの特典です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

旅行時の実用的な活用法

海外旅行では、ゴールドデビットカード1枚でショッピングと現地通貨の引出の両方に対応できます。旅行傷害保険が付帯しているため、別途旅行保険に加入する手間を省ける可能性があります。ただし、保険の補償内容や適用条件は事前に確認しておきましょう。

国内旅行でも傷害保険が適用されるため、新幹線や飛行機を利用した旅行時に持っておくと安心です。デビットカードは口座残高の範囲内でしか使えないため、旅行中の使い過ぎ防止にも役立ちます。渡航前に限度額を適切に設定し、万が一の紛失に備えて緊急連絡先を控えておきましょう。

楽天ゴールドカードとの違い:デビットとクレジットの比較

基本仕様の比較

項目 楽天銀行ゴールドデビットカード 楽天ゴールドカード(クレジット)
発行元 楽天銀行 楽天カード
年会費(税込) 5,500円 2,200円
申込年齢 16歳以上 20歳以上
支払いタイミング 即時引き落とし 後払い
利用上限 口座残高まで 審査で決定
審査 不要(口座保有者のみ) 必要

両者はまったく別の商品です。ゴールドデビットカードは楽天銀行の普通預金口座から即時引き落としされるのに対し、楽天ゴールドカードは楽天カード発行のクレジットカードで後払いです。年会費もゴールドデビットカードのほうが高く設定されています。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在、楽天カード公式FAQ「I want to know my annual fee of credit card」2026年3月6日更新)

特典の違い

特典 楽天銀行ゴールドデビットカード 楽天ゴールドカード(クレジット)
国内旅行傷害保険 最高1,000万円 確認できず
海外旅行傷害保険 最高1,000万円 確認できず
ショッピング保険 購入日から60日間補償 確認できず
空港ラウンジ なし 国内28空港+海外2空港
海外緊急発行手数料 無料 確認できず
ETCカード年会費 対象外 無料
家族カード 対象外 550円(税込)/1枚

楽天ゴールドカードは空港ラウンジが利用できる点が最大の特長です。一方、ゴールドデビットカードは旅行保険と海外緊急発行手数料無料が強みです。楽天ゴールドカードの旅行保険や空港ラウンジの利用条件は、記事作成時点で公式サイトでの確認が必要です。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在、楽天カード公式FAQ「I want to know my annual fee of credit card」2026年3月6日更新)

どちらを選ぶべきか

16歳から19歳の方は、クレジットカードの申込条件を満たさないため、ゴールドデビットカードが選択肢となります。20歳以上でも、使い過ぎを防ぎたい方や即時引き落としで口座管理をシンプルにしたい方にはデビットカードが適しています。

一方、空港ラウンジを利用したい方や、クレジットカードの後払い機能を活用したい方は楽天ゴールドカードが向いています。デビットカードは口座残高が上限となるため、高額決済には不向きです。両方を持つことで、シーンに応じた使い分けも可能です。

楽天銀行ゴールドデビットカード申込条件と注意点

申込資格と必要なもの

楽天銀行ゴールドデビットカードの申込には、楽天銀行の個人普通預金口座が必要です。まだ口座を開設していない場合は、まず楽天銀行の口座開設を行います。口座開設はWebサイトやアプリからオンラインで完結し、申込書や届出印は不要です。店舗窓口を持たないインターネット銀行のため、手続きはすべて非対面で行えます。

申込可能年齢は16歳以上です。個人ビジネス口座や法人ビジネス口座では申し込めません。すでに楽天銀行の口座を持っている方は、別途審査なしで申し込めます。カードの種類を変更する場合は、楽天銀行アプリまたはWebサイトから切り替え手続きを行います。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

年会費とコストに関する注意点

年会費5,500円(税込)は、ベーシックデビットカード(無料)やシルバーデビットカード(2,200円)と比べて高額です。一度支払った年会費は、中途解約しても返還されません。ゴールドの特典である旅行保険や海外緊急発行手数料無料を活用する機会が少ない場合は、シルバーやベーシックのほうがコストパフォーマンスに優れる可能性があります。

海外旅行に頻繁に行く方や、旅行保険を別途契約する代わりにゴールドデビットカードをメインに使う方には、年会費以上の価値があります。自分のライフスタイルに合わせて、特典を実際に活用できるかどうかを基準に選びましょう。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

更新と紛失時の注意点

カードの有効期限は発行から約5年で、期限の約2ヶ月前に更新カードが郵送されます。このとき、登録されている住所や氏名に相違があると更新カードが届かず、キャッシュカード機能も含めて強制退会となります。引越しや改姓があった場合は、必ず事前に登録情報を更新してください。

盗難や紛失による再発行手数料は無料ですが、破損など自己都合による再発行は550円(税込)かかります。口座を解約するとデビットカードも自動的に退会となります。楽天銀行と楽天会員のリンク登録が完了していないとポイント付与の対象外となるため、申込後は必ずリンク登録を行ってください。

(出典:楽天銀行「楽天銀行デビットカード(Visa)商品概要説明書」2022年11月18日現在)

要点:楽天銀行ゴールドデビットカードは年会費5,500円で、旅行保険と海外緊急発行手数料無料が最大の特典です。16歳以上で申し込め、審査不要ですが、年会費は返還されません。クレジットカードの楽天ゴールドカード(年会費2,200円)とは別商品のため、空港ラウンジが必要な方は混同しないよう注意してください。