概要: 楽天銀行の口座開設から本人確認書類、名義変更、未成年の口座開設、キャンペーン情報までを網羅的に解説します。口座開設を検討している方も、すでに利用している方も、この記事で楽天銀行の手続きの全体像を把握できます。
楽天銀行の口座開設方法と必要な本人確認書類
口座開設の基本条件と申込の流れ
楽天銀行の個人口座は、申込書や届出印が不要で、Webサイトまたはスマートフォンアプリから24時間いつでも申し込めます。口座開設手数料・口座維持手数料は無料です。申込時には、氏名(カナ・漢字)、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、職業などの基本情報を入力します。楽天IDを持っていなくても新規登録が可能です。なお、毎月実施されるシステムメンテナンスの時間帯はインターネットバンキングが利用できませんが、口座開設の申込自体はメンテナンス中も可能です。(出典:楽天銀行「システムメンテナンス(2026年8月実施分)のお知らせ」)
申込後は本人確認書類の提出が必要で、アプリから撮影・アップロードする方法と郵送する方法があります。スマートフォンアプリでの提出の方が処理が速くおすすめです。本人確認が完了するとメールで通知が届き、最短で翌営業日に口座開設が完了します。キャッシュカードまたはデビットカードは本人限定受取郵便で自宅に郵送されるため、郵便物を受け取れる環境が必要です。申請から1か月以内に本人確認書類が届かない場合、口座開設が取り消されることがあるため注意しましょう。
必要な本人確認書類と提出方法
日本国籍の場合、本人確認書類として運転免許証またはマイナンバーカード(個人番号カード・顔写真付きに限る)が利用できます。健康保険証の場合は、公共料金の領収書などの追加書類が必要です。いずれも有効期限内のもので、申込情報の名前・住所と完全に一致していることが必須となります。非日本国籍の場合は、在留カードまたは特別永住者証明書(いずれも顔写真付き)が必要です。(出典:楽天銀行「口座開設 本人確認書類」)
提出はスマートフォンアプリでの撮影が便利ですが、書類の種類によっては郵送対応となります。本人確認書類の不備があると審査に時間がかかるため、提出前に有効期限や記載内容を必ず確認してください。また、オンライン本人確認(eKYC)を利用する場合は15歳以上という条件があるため、未成年のお子さまの口座開設時には親権者による代理手続きが必要になる点にも注意が必要です。
口座開設後のカード受取と初期設定
口座開設完了後、キャッシュカードまたはデビットカードが本人限定受取郵便で約1週間程度で届きます。カード到着後は、ログイン用情報と取引暗証番号を設定し、速やかに利用を開始できます。セキュリティ設定では、ワンタイム認証用メールアドレスの登録、振込限度額の確認、利用通知の設定などを行いましょう。1日当たりの振込限度額は初期設定が100万円で、ログイン後に1,000円単位で変更できます。高額に設定すると利便性は上がりますが、不正利用時のリスクも高まるため、必要な範囲で設定することをおすすめします。
また、楽天銀行のサービスを最大限活用するために、ハッピープログラムへのエントリー(楽天会員リンク登録)も忘れずに行いましょう。入金や振込などの取引に応じてATM手数料や他行振込手数料が無料になる特典が受けられます。
要点: 口座開設はWebまたはアプリで無料・簡単に申し込め、本人確認書類の提出後に最短翌営業日で完了します。カードは本人限定受取郵便で届くため、受け取れる環境が必要です。
楽天銀行で氏名変更・住所変更をする方法
氏名変更の手続き方法
楽天銀行の口座名義を変更する場合は、インターネットバンキングまたはアプリにログインし、「お客さま情報の照会・変更」メニューから氏名変更を申請します。変更申請後、必要書類(変更届)が郵送で届くため、必要事項を記入し、本人確認書類の写し(運転免許証やマイナンバーカードなど)を同封して返送します。審査完了後、口座名義が変更され、必要に応じて新しいカードが再発行されます。
注意点として、楽天銀行の口座名義を変更した場合でも、楽天市場や楽天証券、楽天カードなど他の楽天グループ各社の名義は自動的に変更されません。各サービスで個別に変更手続きが必要です。また、氏名変更の審査には数日から数週間かかることがあり、手続き中は一部の取引が制限される可能性もあります。結婚や離婚などで氏名が変わる場合は、早めに手続きを行いましょう。
住所変更の手続き方法
楽天銀行の住所変更は、インターネットバンキングやアプリからオンラインで手続きできます。氏名変更と比べて手続きは簡易で、通常は本人確認書類の提出も不要です。ただし、住宅ローンを利用している場合は注意が必要です。ローン契約中の住所変更は、ローン専用の「住所変更届」に住民票の原本(発行後3か月以内)を添付して郵送する必要があります。(出典:楽天銀行「住宅ローン 住所変更届様式」)
電話番号やメールアドレスの変更もオンラインで手続き可能です。引っ越しなどで住所が変わった際は、楽天銀行だけでなく、楽天カードや楽天証券など他の楽天グループサービスについても、住所変更を忘れずに行いましょう。各サービスで個別に手続きが必要な点に注意が必要です。
カード再発行と注意点
氏名変更に伴ってキャッシュカードやデビットカードの名義も変更する場合は、カードの停止・再発行手続きが必要です。再発行には数日から2週間程度かかるため、カードが手元にない期間が生じることを考慮しましょう。再発行中はATMの利用やデビットカードでの決済ができなくなるため、必要な現金は事前に引き出しておくことをおすすめします。
また、住所変更のみの場合は、通常カードの再発行は不要です。ただし、引っ越し先にカードや明細書が届かなくなることを防ぐため、住所変更後は郵便物の転送設定を郵便局に依頼しておくと安心です。個人情報の変更手続きは、不正利用防止の観点からも速やかに行いましょう。
要点: 氏名変更はオンライン申請後に書類を郵送で提出する必要があり、カードの再発行も発生します。住所変更はオンラインで完結できますが、ローン利用時は住民票の提出が必要です。楽天グループ各社への個別変更も忘れずに。
楽天銀行の未成年口座開設条件と複数口座の扱い
未成年口座の開設条件と年齢制限
楽天銀行では年齢の下限なく口座開設が可能ですが、手続き方法は年齢によって異なります。12歳以下のお子さまの場合は、親権者が代理で手続きを行い、お子さまと親権者双方の本人確認書類が必要です。13歳以上15歳未満の場合は、親権者の同意のもと本人が申し込みます。15歳以上になると、オンライン本人確認(eKYC)を利用して自分で口座開設ができるようになります。
未成年口座では、利用できるカードの種類や取引限度額に制限がある場合があります。例えば、デビットカードの発行には年齢制限が設けられていることがあり、年齢に応じてキャッシュカードのみの発行となるケースもあります。また、親権者はお子さまの口座の取引を監視・管理する立場となるため、定期的な取引明細の確認が推奨されます。
親権者による代理手続きの流れ
12歳以下のお子さまの口座開設は、親権者が楽天銀行のWebサイトまたはアプリから代理で申し込みます。申込時には、お子さまの氏名・生年月日・住所に加えて、親権者自身の情報も入力します。本人確認書類はお子さまの健康保険証と親権者の運転免許証またはマイナンバーカードの両方が必要です。健康保険証にはお子さまの名前と生年月日が記載されていることを確認しましょう。
審査完了後、キャッシュカードはお子さま名義で発行され、本人限定受取郵便で自宅に届きます。受け取りには親権者の対応が必要となる場合があるため、郵便物の受け取り方法を事前に確認しておきましょう。口座開設後は、親権者がインターネットバンキングを通じてお子さまの口座を管理できます。
複数口座の開設と注意点
楽天銀行では、原則として1人1口座の開設となっています。同じ名義人が複数の個人口座を開設することはできません。ただし、個人事業主などが事業用に個人ビジネス口座を別途開設することは可能です。個人口座と個人ビジネス口座では、手数料体系や優遇制度が異なるため注意が必要です。ハッピープログラムのATM手数料優遇は個人口座が対象で、ビジネス口座には適用されません。
もし同一人物が誤って複数回口座開設を申し込んだ場合、審査の段階で重複が判明し、後から申し込んだ分は開設が取り消されることがあります。既に口座をお持ちの方が追加で口座を必要とする場合は、目的に応じて個人ビジネス口座や法人ビジネス口座の開設を検討しましょう。家族名義の口座と自身の口座はそれぞれ独立した個人口座として管理されます。
要点: 未成年でも口座開設は可能ですが、12歳以下は親権者の代理手続きと双方の本人確認書類が必要です。1人1口座が原則で、個人とビジネスではサービス内容が異なります。
楽天銀行の口座開設キャンペーンとお得な利用条件
2026年8月実施中の口座開設キャンペーン
2026年8月1日から9月30日まで、「楽天銀行口座開設&条件達成で、2人に1人2,000ポイントが当たる」キャンペーンが実施されています。このキャンペーンでは、キャンペーンページの専用ボタンから口座開設を申し込み、入金期限(2026年10月31日)までに一度に25,000円以上の入金、ハッピープログラムへのエントリー、楽天ペイのコード・QR払いでの1ポイント以上の獲得という4つの条件をすべて満たすと、抽選で2,000楽天ポイントが当たります。(出典:楽天銀行「楽天銀行口座開設&条件達成で、2人に1人2,000ポイントが当たる」)
重要なのは、キャンペーンページ以外の通常の口座開設ボタンから申し込むと対象外になる点です。必ずキャンペーンページを経由して申し込みましょう。また、ハッピープログラムのエントリー(楽天会員リンク登録)には約2〜3日かかるため、入金期限ギリギリではなく余裕を持った手続きが必要です。ポイントの受取期間は2026年12月1日から12月31日までとなっており、期間内に受け取らないと失効するため注意してください。
ハッピープログラムで手数料無料の特典を得る
ハッピープログラムは、預金残高または対象取引件数に応じて5段階のステージが適用され、ATM手数料や他行振込手数料が無料になる特典が受けられる制度です。例えば、アドバンスト(残高10万円以上または取引5件以上)ではATM手数料が月1回無料、スーパーVIP(300万円以上または30件以上)ではATM手数料が月7回・他行振込が月3回無料になります。(出典:楽天銀行「ハッピープログラム」)
注意点として、ハッピープログラムは自動適用ではなく、楽天会員リンク登録によるエントリーが必要です。口座開設後は忘れずにエントリーしましょう。また、口座開設月から翌々月までは、会員ステージと比較して多い方を適用し、最低月3回のATM手数料無料回数が付与されるため、開設直後からお得に利用できます。無料回数は翌月への繰り越しはできないため、毎月計画的に利用しましょう。
マネーブリッジ連携で預金金利を優遇
楽天証券との「マネーブリッジ」に申し込むと、普通預金金利が優遇されます。2026年8月3日時点の通常金利は年0.40%ですが、マネーブリッジ利用者は普通預金残高1,000万円以下の部分が年0.48%(税引前・変動金利)に優遇されます。1,000万円を超える部分は年0.42%です。2026年1月から優遇金利が適用される残高上限が300万円から1,000万円に引き上げられたため、より多くの預金で高い金利の恩恵を受けられるようになりました。(出典:楽天銀行「普通預金(マネーブリッジ利用者)商品詳細説明書」)
マネーブリッジを利用するには、楽天証券の口座を保有しているだけでは不十分で、マネーブリッジへの申込が別途必要です。証券取引時に不足資金が自動入金されるスイープ機能もあるため、資金移動の手間が省けるメリットもあります。ただし、優遇金利は変動制であり、将来変更される可能性があることを理解しておきましょう。
要点: 口座開設時はキャンペーンページ経由の申込を忘れずに。ハッピープログラムはエントリー必須、マネーブリッジは別途申込が必要で、どちらも自動適用ではありません。
楽天銀行のよくある疑問:無職・マイナンバー・明細・メンテナンス
無職や学生でも口座開設は可能?
楽天銀行では、無職や学生でも口座開設は可能です。口座開設時に職業欄に「無職」や「学生」と正直に申告しても、審査に通らないということは基本的にありません。ただし、申込時には職業や勤務先情報の入力が求められるため、正確に記入しましょう。口座開設の審査では、本人確認書類の有効性や反社会的勢力との関係がないことなどが主な確認ポイントで、収入の有無は大きな判断基準とはなっていません。
一方、外国籍の方の場合は注意が必要です。日本への入国後6か月未満で、日本で働いていない場合は口座開設ができないケースがあります。また、在留カードの有効期限が残り3か月未満の場合も審査に影響する可能性があるため、余裕をもって申し込みましょう。海外在住者は口座開設の対象外です。(出典:楽天銀行「よくあるご質問」)
マイナンバーと取引明細の取り扱い
口座開設時の本人確認書類としてマイナンバーカード(個人番号カード)は利用できますが、顔写真付きであることが条件です。通知カード(顔写真なし)は本人確認書類として使用できません。なお、口座開設にあたってマイナンバーの提出が必須というわけではなく、運転免許証でも手続きは可能です。マイナンバーカードを提出する場合でも、マイナンバー部分はマスキングして提出できるケースがあります。
取引明細(入出金明細)は、インターネットバンキングやアプリから過去の取引を確認できます。2026年7月28日からは、楽天銀行アプリで楽天カードの請求金額を確認でき、預金残高が不足する場合にメッセージを表示する機能も開始されました。これにより、口座残高の管理がより簡単になりました。取引明細はPDFやCSV形式でダウンロードできるため、家計簿アプリとの連携や確定申告の際にも便利です。
システムメンテナンスと利用制限
楽天銀行のサービスは原則24時間365日利用可能ですが、定期的なシステムメンテナンスにより一部のサービスが停止することがあります。例えば、2026年8月17日午前1時から午前7時にはシステムメンテナンスが予定されており、インターネットバンキング(振込・入出金明細照会など)やATMでの入出金が一時的に利用できなくなります。ただし、口座開設の申込はメンテナンス中も可能です。(出典:楽天銀行「システムメンテナンス(2026年8月実施分)のお知らせ」)
また、ATMごとに取扱時間が異なることや、振込先金融機関の処理状況によって着金が遅れる場合もあります。「常に即時反映される」と思い込まず、重要な振込や決済は時間に余裕を持って行いましょう。夜間や休日に振込を行う際は、翌営業日扱いとなるケースもあるため、振込先の金融機関の処理時間も事前に確認しておくと安心です。
要点: 無職や学生でも口座開設は可能ですが、外国人は在留資格や期間に注意が必要です。マイナンバーカードは顔写真付きのみ有効で、システムメンテナンス時間帯は一部サービスが利用不可となります。
出典一覧
- 楽天銀行「円預金金利の改定について」(2026年6月17日)
- 楽天銀行「普通預金(マネーブリッジ利用者)商品詳細説明書」(2026年8月3日時点)
- 楽天銀行「ハッピープログラム」(基準日確認)
- 楽天銀行「口座開設 本人確認書類」(基準日確認)
- 楽天銀行「口座開設キャンペーン」(2026年8月1日〜9月30日)
- 楽天銀行「システムメンテナンス(2026年8月実施分)のお知らせ」(2026年8月4日)
- 楽天銀行「住宅ローン 住所変更届様式」
- 楽天銀行「よくあるご質問」(基準日確認)
まとめ
よくある質問
Q: 楽天銀行の口座開設に必要な本人確認書類は何ですか?
A: 日本国籍の方は、運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証(追加書類が必要)などが利用できます。非日本国籍の方は、在留カードまたは特別永住者証明書が必要です。いずれも有効期限内で、申込情報と氏名・住所が一致している必要があります。
Q: 楽天銀行で氏名変更(名義変更)をする方法は?
A: 楽天銀行のインターネットバンキングまたはアプリにログインし、「お客さま情報の照会・変更」メニューから申請します。変更申請後、必要書類が郵送で届くため、記入して本人確認書類の写しとともに返送します。詳細な手続きや所要日数は、公式サイトでご確認ください。
Q: 未成年でも楽天銀行の口座を開設できますか?
A: 口座開設に年齢の下限はなく、子供名義の口座も開設できます。12歳以下は親権者が代理で手続きし、子供と親権者双方の本人確認書類が必要です。年齢によって手続き方法が異なるため、事前に公式サイトでご確認ください。
Q: 現在実施中の楽天銀行の口座開設キャンペーンはありますか?
A: 2026年8月時点では、キャンペーンページからの申込と条件達成で、2人に1人に2,000ポイントが当たるキャンペーンを実施しています。条件は、25,000円以上の入金、ハッピープログラムへのエントリー、楽天ペイの利用です。キャンペーンは期間限定のため、最新情報を公式サイトで確認してください。
Q: 楽天銀行の口座開設にマイナンバーは必要ですか?
A: 参考情報では、楽天銀行の口座開設におけるマイナンバーの取り扱いについて、公式サイトから明確な情報を確認できませんでした。口座開設の申込時に、マイナンバーの提出を求められる場合があるため、公式サイトの案内をご確認ください。
